会社の経営において、数値化を行う事は大切です。 数値化を行う事は、より企業の状態をわかりやすくするための方法で、数値という形にして提示することにより、分かりやすく内容が伝わります。
また、この数値化をすることはPDCAサイクルを回すことにも繋がります。今回は、目標を数値化させてPDCAを回す方法について紹介していきます。
1. 品質管理におけるPDCAサイクルの数値の加え方
例えば品質管理を行う際に、PDCAサイクルを利用することにしたとします。この場合、Pである計画の段階で、細かい項目を細分化させ、提示させます。計画は、可視化できるような形に書類として仕上げる事で、進捗状況の把握等が行いやすくなります。
Planの段階では、組織全体の方向性を明確に提示し、具体的行動計画を策定します。この段階で、数値的要素を取り入れれば、自分達の目指すべき道は明確に確認できる事でしょう。
目標は中期、短期に分け評価指標を策定し、目標値は定量的にし、数値化を行い、客観性の高い物とします。数値化が難しいのであれば、内容を元の姿を出来るだけわかりやすく具体的に表現することで他人からの理解も得られることとなるでしょう。
2. 数値が生み出す効果
PDCAサイクルの計画の段階で、数値を提示することは、後における様々な結果をもたらします。 目標を数値化することは、確実に結果として反映していく事ができる指標になります。
結果が出たという事は、事業が進んだという事と考えられます。確かに、数値だけでは計れない部分は沢山あります。しかし、事業である以上は、仕事は着々と進ませていく必要性も生まれるでしょう。事業の目標を確実に達成するためにも、Planの段階で目標を数値化するという事は無駄にはなりません。
数値化という見える形にして、具体的にその内容を周囲に示すことで、社員も一丸となり、Planの次の段階であるDo(行動)に移っていく事が可能になります。行動に移れば確認、改善と自然とPDCAサイクルは回ります。目標を次々と高く掲げ、PDCAサイクルをスパイラルアップすることで、仕事の業績を更に延ばしていく事に繋がります。
以上が、目標を数値化させてPDCAを回す方法です。PDCAサイクルを回すには、勿論根本に仕事に対する情熱が必要になります。しかし、逆に言えば、情熱さえあればどんどん仕事効率を高めることも可能でしょう。
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