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英語ライティング力が伸びるオススメの本5選&ライティング上達のコツ

U-NOTE編集部

2018/09/18(最終更新日:2018/09/18)


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 日本の英語教育では、英語でライティングをする機会は少ない。そのため、英語で文章を書くのが苦手という人は多いはず。

 そこで本記事は、英語でのライティングが苦手という人のために、ライティングの勉強をする際のポイントとおすすめの本を紹介していきたい。

なぜ英語のライティングスキルが必要なのか?

 英語ライティングを勉強する際のポイントなどを紹介する前に、そもそも何故英語のライティングスキルが求められるのか?という疑問に答えていきたい。

 ビジネスパーソンに英語のライティングスキルが求められるのは、企業の海外進出などグローバル化が関係している。

ビジネスにおける「英語ライティングスキル」の必要性

 近年ビジネスシーンでは英語力が求められるケースは増えている。

 英語でメールを書いたり、プレゼンテーションで使用する英文資料を作成したりと、ライティングスキルの需要も高まっているのだ。

 つまり、今や社会人として、英語でのライティングからは逃れられないのだ。 

 いつ英文を書く機会が訪れてもいいように、英語のライティングスキルを磨いておこう。

英語ライティングの苦手意識を克服する方法

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 英語のライティングに対して、苦手意識を持っている人も多いだろう。

 そもそも苦手意識を感じているのは、自分のライティング能力に自信がないからだ。

 自信をつけるためにも、以下のポイントをチェックしてみてほしい。 

【英語ライティングへの苦手意識を克服する方法①】伝えたい内容を整理する

 まず、ライティングを実践する前に「伝えたい内容を自分の中で整理する」ように心がけたい。

 書く内容がまとまっていないと、読み手に文章の中身が伝わらなくなってしまう。

 相手にしっかり要点を伝えることが、英語ライティングでは最も大切なことだ。

 そのため、まずは相手に何を伝えたいのかを考え、重要な部分から書き出していこう。

【英語ライティングへの苦手意識を克服する方法②】文法と表現力を中心に学ぶ

 自分のライティングスキルに自信を持つためにも、「文法と表現力を中心に学ぶ」ことも大切だ。

 英語の文法や表現に幅広く熟達していると、よりバラエティの富んだいい文章が書けるのだ。

 日本語で文章を書く際にも同じことがいえ、自信がない表現は進んで辞書を引くなどするとワンランク上の文章を書けるはずだ。

【英語ライティングへの苦手意識を克服する方法③】ミスを恐れない

 英語のライティングが苦手な人は、自信がないことからミスを恐れている場合が多い。

 他人の反応を恐れることが書くことにためらいを生むのだ。

 しかし、ネイティヴの人であっても“to”や“in”といった前置詞の使い分けなどの文法ミスはするもの。

 もしミスを見つけたならば、前向きな姿勢で正解を吸収することが英語力アップに繋がるはずだ。

英語のライティングに自信をつける3つの方法

  • 伝えたい内容を整理する
  • 文法と表現力を中心に学ぶ
  • ミスを恐れない

英語ライティングを学ぶ上での目標設定のコツ

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 英語のライティングは、ただ闇雲に勉強していても意味がない。

 自分の目標をしっかり設定して、確実に英語ライティングのレベルアップを目指そう。 

【英語ライティングの目標設定のコツ①】学ぶ目的を知る

 まず、なぜライティングの勉強をするのか「学ぶ目的」を明らかにしよう。

 ライティングのスキルを身につけて何がしたいのかというビジョンが分かっていると、無駄な勉強をしなくなり、効率が上がる。

 さらに、スキルアップにつながる近道を自然と見つけることができるようになるはずだ。

 ライティングスキルを上げて外資系企業で働きたいのか。それともMBAを取得するためにライティングのテストに受からなければいけないのか。

 自分自身によく問いかけて、具体的な目的に合った勉強方法を見つけ出そう。

【英語ライティングの目標設定にコツ②】実力を知る

 現在、自分が持つ英語の「実力」がどの程度か知っておくことも大切だ。

 最終目標の達成にどのくらいの勉強が必要か、あるいは英語のライティングを1年間勉強してどれほど実力が上がったか、など考えてみよう。

 TOEICのライティングテストなどで、点数をあげるような具体的な目標を立てることも勉強の目標に有効だ。

 テストを受けるとどれくらい実力が上がったかすぐ分かるため、勉強の励みにもなる。

  また、テストの点数が伸び悩んでいるときは、苦手な部分を見つけて勉強方法を変える良いチャンスになるだろう。

【英語ライティングの目標設定のコツ③】期限を決める

 英語のライティングの勉強をする際に、「期限」を決めてみよう。

 例えば、TOEICのライティングのテストでいつまでに何点に到達するという時間制限をつける。

 目標を立てることによって、1日に覚える単語数や1か月で終わらせる参考書のページ数など、具体的な勉強プランができるのだ。

 さらに、期限内に目標が達成できなさそうな場合は、時間の確保や単語の集中的な勉強など、自分なりに必要な対策が思いつくだろう。

英語のライティングスキルを上げる目標設定

  • 目的を知る
  • 実力を知る
  • 期限を決める






英語ライティングを学習するための「正しい勉強法」とは?

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 では、英語ライティングは、どのように勉強するといいのだろうか?

 英語ライティングの勉強法を、インプットとアウトプットの2つに分けて考えてみよう。

【英語ライティング勉強法①】基礎のインプット

 英語のライティング勉強には、まず「インプット」をしよう。

 具体的には、文法や単語などの基礎勉強や、ライティングで重要な役割を果たす“but”や“so”などの接続詞の習得だ。

 新聞や洋書などの英文を読むこともライティングスキル向上に繋がるので試してみてほしい。

 自分から積極的に学ぶ姿勢を持つことで、どんどんインプットをしていこう。

【英語ライティング勉強法②】日記を使ったアウトプット

 インプットがある程度できたら、「アウトプット」も並行して行うこと。

 ライティングのアウトプットでは、とにかく英語で文章を書く

 自分の意見や思ったことを文章にしてもいいが、日常での出来事を英語で日記につけることも有効だ。

 その日に覚えた単語やフレーズ、文法などを進んで文章に組み込んでほしい。

 また、過去の日記を読み返す作業もしよう。以前覚えた英語を、思い出すことができるだろう。

【英語ライティング勉強法③】注意して辞書を引く

 多くの人が英語でライティングする際に、辞書を利用するだろう。

 辞書は正しく引かないと、文のコンテクストからずれた単語を選び、文章が不自然になりかねない。

 意味だけ確認するのではなく、単語と一緒に載っている例文にも注意を払おう。

 英英辞典を使うと、より自然な英語を選ぶことができるのでおすすめだ。 

英語ライティングをする際に注意すべきポイント

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 ライティングの勉強方法がわかったら、英語ライティングでの注意点を押さえよう。

 英語ライティングの注意点をチェックして、実際に文章を書いてみてほしい。

【英語ライティングの注意ポイント①】メインポイントをしっかり立てる

 ライティング全体を通して、最も伝えたい箇所が「メインポイント」になる。

 メインポイントが何かということを明確にし、それに沿ってのライティングの骨組みを作ることが基本になる。

 ライティングの中では、各段落ごとにメインポイントをサポートするためのポイント、サブポイントを記すことも基本だ。

 ライティングの基本である骨組みが明確でないと、出来上がる内容も筋の通らない、質の悪いものになってしまう。

 ライティングを始める前に、まずメインポイントを決めよう。

【英語ライティングの注意ポイント②】簡潔に述べる

 メインポイントに対する根拠付けや理由など、伝えたい情報が増え、長い文章になってしまうことも多い。

 英語でのライティングの基本は、「簡潔にポイントを押さえる」ことだ。

 遠回しな表現などは避け、簡潔に要点を書くことが上手なライティングの決め手になる。

英語のライティングスキルを生かした仕事

 「英語のライティングスキルを使いたい」という人に、ライティングスキルを生かした仕事を紹介しよう。

【英語のライティングスキルを生かした仕事①】翻訳家

 英語のライティング能力を活かせる仕事として、真っ先に思い浮かぶのが翻訳家だろう。

 翻訳家と聞くと本の翻訳が基本的なイメージだが、映画の字幕を作成するといったことも仕事になる。

 翻訳家は単に日本語を英語に訳す、英語を日本語に翻訳するだけではない。

 国の文化や習慣の違いから、言葉のニュアンスを考慮する必要がある。

 英語のライティング能力だけではなく、各国の文化の違いなどにも目を向け、国の文化に適した意訳ができることが必要だ。

【英語のライティングスキルを生かした仕事②】外資系、総合商社などの社員

 外資系の社員など、海外の人間と関わるような仕事につくのも1つの手だ。

 海外の国と関わる仕事であれば、契約文章やメール、議事録の翻訳など、英語のライティング能力を活かすことができる。

 英語のライティング能力はもちろん、仕事によっては交渉力や営業能力などが求められることもある。

 海外出張で転々としなければならないこともあるため、環境の変化に耐えられる忍耐力や適応力が必要だ。

【英語のライティングスキルを生かした仕事③】学校等の英語教師

 学校などの英語教師もライティングスキルを活かせる。

 日本の英語教育の大部分が、リーディングとライティングであるため需要が高いためだ。

 英語の能力の他に、子供と接することや英語を教えるのことが楽しいという人には適した職業だろう。

 教員免許などの資格が必要な場合もあるが、塾の講師等であれば資格なしでも働けるのでチェックしてみよう。




英語のライティングスキルを上げる本5選

 英語ライティングを学ぶ上で欠かせない勉強法や注意点を紹介したところで、最後に英語ライティングスキルを上げるために役立つ本を見ていきたい。

 英語ライティングスキルを向上させたいという人は、ぜひ参考にしてほしい。

【英語ライティング本①】ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

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出典:amzn.to

 ライティングに必要な、英作文のテクニックを100個の文にしたもの。

 時制や論理に重点を置き、「使える英語」が学べる1冊だ。

 インプットにもアウトプットにも最適だろう。

【英語ライティング本②】英語ライティングの原理原則

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 ライティングに必要な原則原理を16個紹介し、最初は英語で文を書くところから始まるこちらの参考書。

 段落単位での英文の書き方、そして長い英文の書き方へと繋がる内容となっている。

 論理的な説明でライティングの土台を作り上げたいという人におすすめの参考書だ。

【英語ライティング本③】大矢復 英作文講義の実況中継 (実況中継シリーズ)

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 英語ライティングの基礎はすでにできあがっており、その基礎力を応用したい人におすすめの本がこちら。

 ライティングの中で間違いやすい文法や単語、語法を包括し確実にミスを減らせる。

 さらに、自由英作文の対策にも特化しているため、「実際に書くとき」のライティングのポイントがまとまっているのが魅力だ。

【英語ライティング本④】決定版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本

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 ライティングの原則や頻出表現を収載した1冊。

 ネイティブスピーカーが使う英語を紹介しているので、「使える英語」を学ぶことができる。

 大学入試対策の本だが、ライティングスキルを上げるためには有効的なはずだ。

【英語ライティング本④】英文校正会社が教える 英語論文のミス100

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 100本の英語論文を集めて分析し、その結果に基づいて犯しやすいミスを厳選したもの。

 「基礎が固まった」という人はこの本で応用に移っていくといいだろう。 


 本記事では、ライティングスキルを上げる際のポイントに加えておすすめの本を紹介してきた。

 いくら豊かな英語教育を受けた人でも、ネイティブのライティング表現とは微妙に異なることが多い。

 英語の文章表現に悩んだときは、自分の心強い見方となる1冊をパートナーにしておくと良いだろう。

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 せっかく勉強や留学をして身につけた英語力を、仕事に活かせていないのではもったいない。語学力はキャリアアップにも繋がるため、仕事でも活用していきたい。

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