志望動機の書き方は採用を決める上で、最初の大切な印象付けとなります。志望動機が分かりやすく興味が持てるものであれば、その人と会ってみたいという想いになるからです。
逆に何を言いたいのか分からない・構成がない場合は、まず優秀な人物であるという評価はされず、面接までいけない可能性が高くなります。どのような構成で書くかは非常に重要なことと認識しておきましょう。下記の①〜③の文章構成にすることで分かりやすく、また志望動機として企業が求めることをアピールすることができます。中でも②の具体例は、個性が発揮される重要な項目となります。
①結論から書く
人が読んで分かりやすい文章というのは、結論から始まる文章です。企業の方はたくさんの志望動機を読みます。分かりやすく書かれているということは必須条件と言えます。そのため、まずは志望理由を完結に述べましょう。
②結論に至る理由を具体例を交えて書く
どうしてそのような志望理由に至ったのかについて、具体例を上げて書きましょう。具体例はその人がどんな人柄であるかを表す重要な項目になります。
(例)人を笑顔にすることは、自分も幸せにします。以前、昔撮った私のお宮参りの写真を見ながら、母が、私が産まれてきてくれた嬉しさを思い出すと話してくれました。七五三の写真をみながら、3歳の時に私が入院して眠れないほど心配したという話をしてくれました。その写真を見ながら私は、自分が大切にされてきたことを実感することができました。人々の大切な記念日や日常を、特別な写真に残すお手伝いをするという仕事は、その人の「その時」や「未来」も笑顔にする仕事だと思います。
③志望する会社でしたいことを書く
この会社で働きたいんだという熱意と、入社してしたいことを書きましょう。特に入社してしたいことについては、明確なビジョンや目標やアイデアがあると大変有利になります。
(例)写真のポーズやアルバムの作り方など、決まった型での撮影、制作が多い中、一人ひとりの希望を細かく相談して叶えてくださるという点に共感を覚えました。どのような思いで写真を残すのかという心の面まで写し撮っていると感じ、私も心をつくした働き方がしたいと思いました。入社することができましたら、家族写真を絵画のようにおしゃれに、大きく飾ることができるような商品を開発したいです。家族の幸せは1番人を笑顔にすると思うからです。
志望動機は「いいことを言う場」でもなく、素晴らしい文章を書く場所でもありません。自分の考えていることを率直に書く場です。しかし、人に読んでもらう以上は伝わりやすく書くこと、相手が知りたい内容がしっかり書けていることが大切です。
上記の志望動機の書き方は、少々ぎこちない文章でも、その型に当てはめて書くことで、伝わりやすく内容のある志望動機に仕上げることがでるので、ぜひ参考にしてみてください。
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