新入社員でも、上昇志向の強い人は他の新入社員とは考えも行動も違うようです。上昇志向の強い人に共通していることは、ひそかに努力しているということでしょう。そしてこの努力は、何年後かに他の同期との大きな差を生み出すのです。上昇志向の強い新入社員はどのような努力をし、どのような仕事のもらい方をしているのでしょうか。
自ら仕事を見つけ出す姿勢を持つ
上昇志向の強い新入社員は、仕事は与えられるものばかりではなく自ら見つけ出すものだと考えている人がほとんどです。そんな新入社員はやはり影での努力を惜しみません。
まず、他の社員より少し早く出社してみんなのデスクを拭いたり、その日の仕事の準備をしたりしてみましょう。出社した上司は気持ち良くデスクに向かい、準備された仕事にすぐ取り掛かることができます。その部署全体の仕事のモチベーションは上がり、効率が良くなることでしょう。誰がやってくれているのかはすぐにわかるので、その人に対する先輩の印象はとても良いものになるでしょう。
そういった、直接業績に繋がらないような些細な事からこつこつを積み重ねていくことが少しづつ自分の環境を変えていくのです。
分からないことは自分で勉強すべき
上司に仕事を頼まれた時の取り組み方でも、その後の仕事のもらい方は違ってきます。ただ漠然と「この仕事を◯日までにやってほしい」と言われた時、普通の新入社員なら、「どのように進めればよいですか」とか「やり方を具体的に教えてください」とお願いするでしょう。しかし上昇志向の高い新入社員は、上司がどんな仕事を望んでいるかを自分で調べます。そして、過去の資料やビジネス書、インターネットなどで調べて上司が求めている結果を出せるように努力します。聞いたり、教わったりするのは簡単ですが、自分で勉強すれば、その分自分の実力がつくのです。
そのように努力して仕事をこなしまだ余裕があったら、上司に関連性のある仕事の手伝いを申し出るのも仕事の上手なもらい方の一つです。もちろん上司は、新入社員とは違った範囲の仕事をしているはずですから、その仕事を手伝うことで自分の実力は上がり上司も別の仕事をすることができます。上昇志向の高い新入社員は、常に次を見据えて自分で勉強しているのです。
積極性を伝える
自分の仕事が終わって次の仕事をもらいに行くときには、自分の積極性をアピールできるもらい方をしましょう。「暇なので〜」は上司にとって良くない印象を与えてしまいます。
「いろいろな仕事を覚えたいので、何かお手伝いさせてください。」「自分の仕事が終わりました。○○をやりましょうか。」など口先ではなく本当に仕事がしたいという気持ちを上司に伝えましょう。コツコツ続けていれば、上司は必ず目に留めてくれます。
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