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【会議なんて恐くない!】新入社員が会議で発言するために意識しておくべき3つのコト

Shingo Hirono

2014/03/27(最終更新日:2014/03/27)


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by Bert Kaufmann
 多くの新入社員が「居心地が悪い」と感じるビジネスシーンの代表が、会議ではないでしょうか。仕事もまだきちんと覚えられていない段階では、会議の内容についていけないということも少なくありません。また、新入社員の自分が余計なことを発言すると「顰蹙(ひんしゅく)」を買ってしまうのではないかと心配にもなりますし、「何か意見は?」と水を向けられることを恐れる気持ちもあるでしょう。

 しかし、実際は新入社員が会議で何か発言することに、メリットはあってもデメリットはほとんどありません。ここでは、新入社員が会議に参加する上で意識しておくべき3つのコトを省会いしていきます。

1. 新入社員は「発言する」というだけで好評価を得られる

 会議に出席しているすべてのメンバーは、かつて新入社員だった時があるのです。誰しも「会議は居心地が悪く、発言するのが恐い…」と感じていた時があったのですから、新入社員が会議で発言を尻込みするのは、むしろ普通のこと。

 そういう環境で、もし何らかの発言を自分からしたとすれば、それだけで、「なかなか頼もしい新入社員だ」という評価を得られるのです。

2. 出席者は、新入社員の発言内容に期待していない

 そもそも会議の出席者は、新入社員に高度な内容の発言を期待していません。大切な仕事の1つとして「会議」を経験してもらおう、慣れてもらおうという、いわば研修の一環のような意識で、新入社員を見ています。

 ですから、たとえ発言内容が低レベルのものだったとしても「それが当然」と思いますし、その発言をもって「使えない人材だ」という評価は、少なくても最初の段階ではしないものです。

 思考法のコツは「何かうまいことを言おう」とか「建設的な発言をしなければ」という意識は捨て、「とにかく何か発言すること自体が、評価アップにつながるのだ」という軽やかな意識で思いついたことを口にすること。

3. 新入社員の発言に、意外なヒントが隠されている

 一見ピンボケな発言や、会議の内容を深く理解していないために生まれる場違いな発言に、意外なヒントが隠されていることも少なくありません。特にリーダーや上層部は、そうした発言に敏感。ですから、「こんなことを言ったら笑われるかも」と尻込みすることなく、発言することをおすすめします。新入社員の発言の評価は、本人ではなく先輩たち、特にリーダーがするものなのです。

 笑われても構いません。むいろその笑いによって、会議室の雰囲気がなごむこともあるでしょう。それだけでも、発言のメリットがあったわけです。


 新入社員が会議の内容をすべて理解することは、ほとんど不可能。話に集中し、自分で理解できるところについて、素直な意見や疑問を発言する。まずはそこからスタートして、「会議なんて恐くない」という意識をもつこと。そういう思考法ができれば、自然と自分から発言できるようになるでしょう。

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