入社前日というのは、誰しも気持ちが落ち着かないもの。「仕事が覚えられるだろうか?」といった不安と緊張、「さあ、いよいよスタートだ!」という高揚感。さまざまな感情が交錯することでしょう。
ここでは、「入社前日」に転職者が考えておいたほうが良い3つのことをお話します。ただ緊張してドキドキしながら無為に過ごすより、新しい仕事や職場に関する具体的なことを考えたほうが、時間を有効に使えます。転職者は参考にして下さい。
入社してから確認したい事項
まず、入社後に確認したい事項について考えましょう。提出書類に関すること、実際に仕事を始めてから必要になる名刺や各種の申請や手続き。例えば、「仕事で乗り物移動をする場合の交通費の申請はどうすればいいのか」といった細かい手続き、これらは入社後に確認しなければなりません。
新卒者と違い、社会経験のある転職者は、そうした質問事項がいろいろ思いつくはず。ですから、「明日、機会があったらこれとこれを確認しておこう」と考えるのです。また思いついた項目はメモしておくといいでしょう。入社当日にすべて解決できなくても、チェック項目を前日に考え、メモしておくことは後で役立ちます。
自己紹介の準備
転職の場合、入社式や新人研修という行事はないのが普通です。入社したら必要な手続きを済ませ、すぐに担当セクションに配属されることになります。そこで、上司からスタッフに紹介されるわけです。小さな会社なら、社員全員を集めた朝礼で紹介されるということもあるでしょう。
その際に必ず求められる自己紹介、これも入社前日に考えておきたいテーマです。転職の場合、自己紹介でどうしても余計なことを話してしまいがち。「○○と申します。よろしくお願いします」というだけではあまりにそっけないため、何か印象的な自己紹介をしたいという心理が働くからです。しかし、そのそっけない自己紹介で、実は十分。自己アピールは、実際の仕事を通じてすればいいことなのです。
ただ、上司から「もう少し、何か話して」と水を向けられたら、少しだけ補足すればいいでしょう。その時何を言うか考えておけば、その場でまごつくことがありません。おすすめなのは「出身地」と「現在住んでいる場所」。これは仕事を始めてから、セクションのスタッフから聞かれることが大変多い項目だからです。
翌日の朝の行動、段取り
もう1つが、翌日、つまり入社当日の朝の行動です。何時に起きて、食事を取って、何時に家を出て、という朝の行動を具体的にイメージして、会社に着くところまでの段取りを考えるといいでしょう。絶対に遅刻は許されませんし、できるだけスムーズに行動した特別な日です。前日にしっかり頭の中で確認しておくことをおすすめします。
あとは余計なことは考えずに、できるだけ「普段の日常」通りの行動をするといいでしょう。入社後、良いスタートを切るためにも、ここで紹介したことを意識してみて下さい。
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