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手持ち無沙汰になってしまった新入社員が仕事を探す方法とは

ichiba hideki

2014/03/24(最終更新日:2014/03/24)


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by Valdiney Pimenta
 新入社員は最初のうちは、手持ち無沙汰になることが多いと思います。というのも、最初からできる仕事は少ないですし、先輩社員も自分の仕事があるので、あまり付きっきりで手取り足取り教えるということは出来ません。ある程度の業務を教わったあとは、自分でできる事を探すという場面が多くなるかと思います。それでは、新入社員はどのようにして仕事を探せばよいのでしょうか。

仕事を覚えること自体が仕事だと思うこと

 新入社員はとにかく、早く仕事を覚えたいと思うことでしょう。そして実際に少しでも多くの業務に携わりたいと考えるのではないでしょうか。けれども、そこで気をつけなくてはならない事は、教わったことは、一つずつ確実にマスターしていくことです。先輩社員が一番嫌がることは、同じ事を何度も言わせること。何か一つのことを覚える前に新しい業務を覚えようとするのは避けるべきです。そのために、まずは教わったことひとつひとつを確実にマスターすることを、自分がまず取り組む仕事だと思うことです。新しいことを探す前に一歩ずつ足元を固める、そのためにどうすればよいかを考える必要があるでしょう。

教わったことから範囲を広げる

 教わった業務を確実にこなせるようになれば、ある程度の信頼感を得ることができます。そこで、まだ教わっていないところまで手を広げることも許されるかと思います。まだ先輩社員が手がけている業務が手付かずになっていたら、それをどうすれば自分ができるのかを考えます。できる限り自分にできることを考えた上で、わからないことを聞きます。そうすれば、一から教えるよりも負担は軽くなるので、先輩社員は忙しくしていたとしても答えてくれるでしょう。そのようにして、できる事の範囲を広げていくようにします。焦らずにひとつずつ確実にマスターしてから、次に進むことを忘れないようにしましょう。

自分なりのマニュアルを作る

 今は、新入社員でもいつかは部下ができて教える立場になります。その時のためにも、時間のあるうちに業務マニュアルを作っておくことを勧めます。仕事にも慣れて忙しくなってくると、なかなかそんなことはできなくなってきますし、その必要性も感じなくなるでしょう。体系立ったマニュアルを作れるのは、手持ち無沙汰になって仕事を探している時くらいなものです。この時期を有効に使って、将来のために、そしてミスなく業務を早くこなせるようになるために、自分なりのきちんとしたマニュアルを作っておくことをオススメします。

 また気づいたことや、より効率よくできるにはどうすればよいかなども書き込んで、ただ教わった通りの仕事をするのではなく、それ以上の働きができるように心掛けることは必要です。最初のうちはまず、多くの仕事を覚えようとするよりも信頼を得ることが大切です。安心して仕事を任せられる、そう思われるように考えて、すべきことを探すのがよいでしょう。

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