履歴書を書く際に、学歴や経歴の記載は事実の通り記載すればよいですが、自己アピール欄の記載においてはセルフプレゼンテーションの力が求められます。多くの人は、この自己アピール欄に何を書けばベストなのか、と悩み時間を費やします。自己アピール欄の内容次第で書類選考の合否が決まると言っても過言ではありません。 そこで今回は、効果的な自己アピール作成の例について紹介していきます。
1. 自己アピールは意志表示
履歴書の自己アピール欄を書く際に良くやってしまいがちなのは、「私はこれまでに○○の経験を△年積んできましたので、御社でもこの経験は活かせると考えています」といった一文に留まってしまうことです。これでは具体性に乏しく説得力に欠く内容に終始しています。
ポイントは何故「活かしたい」と考えたか、その思考プロセスを踏まえて語ることです。「活かしたい」というのは明確な意思表示です。一方で「活かせる」という言葉には明確な意志を感じ辛いでしょう。
履歴書の自己アピール記載例として、様々なものがありますが、自分らしさをアピールすることを忘れてはいけません。意志があり、その理由が明確であればあるほど採用担当者にとっても納得感が生まれるのです
2. 過去一番の成功(失敗)体験をアピール
成功体験や失敗体験をしっかり覚えて教訓としている人間は成長意欲が高く、企業にとっても欲しい人材です。自己アピールをする作成する上でも、1つ自分にとって大きな出来事だったと思うことを書いてみましょう。
この時に失敗よりも成功体験の方が良いか?といった疑問を持つ人がいますが、どちらでも構いません。ここで大事なことは自分らしさをアピールすることです。そして、もう1つ大事なことはこの経験を次のフィールドでどう活かせるのか結び付けて記載することです。
以上が、自己アピール作成の事例です。企業に属するのであれば、意思表示や意志決定というのはどんなポジションであっても必要です。履歴書作成時だけでなく、日頃から意志を発信し、その意思を貫く力を磨くことが将来の自分の価値に繋がるでしょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう