花粉が飛び始めると、花粉症の人は色々と大変です。生活すべてに影響が出てしまいますが、何よりも仕事中にくしゃみや鼻水・鼻づまりの症状がひどいと、集中力も無くなりミスを招きかねません。
花粉症の人はそれぞれ効き目のあるお薬を常備していたり、くしゃみを抑える方法を知っていたりすると思いますが、ここでは花粉症を抑える方法を紹介したいと思います。
こまめに花粉を取り除くこと
これはすでに実践している人も多いかと思いますが、外出の際はマスクにメガネで防御してください。
さらに、外出後に必ず鼻や目の周りを洗います。営業職だと大変ですが、3分程度でも冷たい水で洗うとすっきりしますし、そのままにしておくよりも効果があります。
この時出来れば、耳も濡れティッシュなどで拭けるといいです。耳と鼻・目はつながっていますから、耳についた花粉も花粉症の症状のもとになるのです。
花粉を付けないようにする
花粉を付けないようにするためには、ワセリンが効きます。ローションなどではなく、純粋な白色ワセリンを使って花粉が飛び交う空気と体を遮断してしまうというアイデアです。
外出前に鼻の穴に指先でセリンを塗り付けます。耳も同様に指先でワセリンを塗っておきます。さすがに目にはぬれませんが、鼻と耳を保護するだけでもだいぶ症状が抑えられます。
できれば外出後は一度洗い流して、また新たにワセリンを塗ると効果的です。
ワセリンはドラッグストアなどで簡単に手に入りますし、高価なものではないので試してみてください。
食事の内容を変えてみる
最近、マスコミなどで話題になっている「糖質制限食」というのをご存知でしょうか。
米や麦・コーンなどの穀類、イモ、砂糖など、いわゆる「糖質」の摂取量を低く抑え、その分お肉・卵・魚・チーズやヨーグルトなど、タンパク質を多く摂取するという食餌方法です。
糖質を摂りすぎると炎症を起こしやすい体になるそうです。花粉症は、特定の植物の花粉に体が反応して目や鼻が炎症を起こしているわけですから、食餌療法で炎症を起こしにくい体になれば当然花粉症の症状も弱まります。
食餌療法で、炎症そのものを抑えられれば集中力減退を防げたり、お薬の量を減らすことが出来たりして結果的に仕事中のミスも減らすことが出来ます。
「糖質制限食」の方法はとても簡単です。今までの食事メニューからご飯・パン・麺類などの主食を減らして、おかずを食べればいいだけなのです。最初は多少物足りなく感じるでしょうから、小鉢物などちょっと増やしても良いです。しかし慣れてしまえば決して辛いものではありません。
おやつは甘い物はやめて、ミックスナッツやチーズのなど糖質量の少ない物を食べるようにします。
花粉症になってしまうと、毎年その時期にはつらい思いをして仕事中もミスを心配しなければいけなくなり、本当に大変です。いいお薬もたくさんありますが、どうしても副作用が心配ですしお金もかかります。
「花粉をつけない、取り除く」+「炎症を起こしにくい体に変える」ことで、症状を抑えることが可能ですので是非試してみてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう