面接の準備を十分にしていても、話そうと思っていたことを忘れてしまうということもあると思います。今回は、面接で自分が話そうと思っていたことを忘れないためにすべきことを2つ紹介します。
キーワードと流れを押さえる
面接で話す内容については、想定質問にしたがってある程度カテゴリ別に分けて用意すると思います。自己紹介や自己PR、志望動機、転職理由などのことです。これらの内容をノートなどに書き出す人も多いと思います。その内容を覚える時に丸暗記することはおすすめしません。文章を一言一句暗記しようとすると、言い回しを少し間違っただけでも、次の文章や言葉が出てこなくなってしまう場合があります。特に緊張しているとなかなか言葉が出てこず、そうなると頭が真っ白になってしまうでしょう。
大切なのは、自分が伝えたい重要なキーワードをしっかり伝えるということです。書き出した内容は、必ず伝えるべきキーワードと流れを覚えましょう。例えば自己紹介なら、下記のように簡単なキーワードでいいのです。
・○○大学卒業
・○○株式会社、○○課、職種など
「○○株式会社で営業として○年勤務しました。」と、「○年間営業として○○株式会社で働いていました。」では、伝わる意味は同じです。
この方法だと、その時に応じて柔軟に話すことが可能になります。質問の仕方が想定していたものと違う場合も、キーワードを絡めて切り口を変えればすぐに対応することが出来るのです。
実際に人の前で練習する
話す内容をまとめたら、実際に声に出して何度も練習してみましょう。慣れてきたら、友人や家族にお願いして、模擬面接のような形で練習するのもおすすめです。ひとりだけで話すのと、人前で話すのでは全く異なります。特に緊張しやすい人、普段仕事で人前で話すことが無い人などには良い方法です。模擬面接官として、いろいろなパターンで質問をしてもらって何度も繰り返してみてください。人にお願いするのは気恥ずかしいと思いますが、非常に有効な方法です。
この2つをきちんと行えば自分が何を話せばいいのかを忘れることはなくなるはずです。大切なのは文章の暗記ではなく、キーワードをきちんと確認することなのです。ぜひ参考にしてください。
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