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新入社員が体調不良で新人研修を欠席したい時に連絡する時のマナー

Riko Kaneda

2014/03/20(最終更新日:2014/03/20)


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新入社員が体調不良で新人研修を欠席したい時に連絡する時のマナー 1番目の画像
by kaex0r
 新入社員にとっての研修は大変重要な意味を持っていますが、体調不良でどうしても参加できないというケースもあります。感染症だった場合は、無理して研修に出席することで、周囲に罹患者を出してしまう危険があります。感染症でなくても、無理して参加することで担当者に迷惑をかけてしまうこともあります。体調不良による研修欠席を判断した場合、いつどのように連絡すればいいのでしょうか。

体調不良の原因が感染症の場合

 たとえば研修の2日前に体調を崩し、病院へ行ったらインフルエンザであることが判明したとしましょう。しばらくは「自宅で安静」ということになります。新入社員研修に参加することは不可能です。その場合は、すぐに研修の担当者に電話連絡しましょう。メールはNGです。直接担当者に病名と病状を説明し、欠席せざるを得ないことをお詫びしましょう。参加できなくなったことをことを伝え、状況を説明し最後に体調管理ができなかったことに対するお詫びを伝えるようにします。感染症の場合、不可抗力ということもありますので、欠席が後に大きなマイナスになることはほとんどありません。

感染症以外の原因で体調不良になった場合

 研修の前日から体調不良で、「参加できないかもしれない」と思ったら、その時点で担当者に電話連絡することをおすすめします。今の状況を話し、「明日までに体調を戻すよう努めますが、場合によっては御迷惑をおかけすることになってしまうかもしれません」と話しておくのです。そして翌朝、状態によって参加・不参加の判断をして、担当者に連絡します。当日突然欠席の連絡をするより相手もそのための準備ができます。

 研修当日の朝になって急に体調が悪くなった場合もなるべく早く担当者に電話連絡します。当日の欠席は、その日のために準備してきた会社に大きな迷惑をかけることにつながります。自分の体調管理の甘さを強調して、誠意を持ってお詫びしなくてはなりません。

緊急入院となった場合

 たとえばノロウィルスなどで緊急入院という事態も考えられなくはありません。できるだけ自分で連絡することが望ましいですが、症状が重くそれが難しい場合は、看護師に相談し家族や知人に連絡してもらいましょう。これも入院が決まった時点できちんと報告を入れることが求められます。

 新入社員が体調不良のために研修を欠席するというのは、もちろん避けるべきことです。しかし、どうしても参加が難しい時には最善の対応をとることが社会人として必要になります。ぜひ参考にしてください。

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