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新入社員が同期に悩みを相談するときに意識すべきこと

uedazyunpei

2014/03/20(最終更新日:2014/03/20)


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by skyseeker
 同じ時期に入社した仲間である同期は、右も左も分からない頃からの良きライバルであり、新入社員の人にとって大きな心の支えとなるでしょう。これは、仕事を長い年月こなしていった10年、20年後でも変わらずに続くこともあり、それほど同期というのは特別な存在であることを物語っています。

 しかし、何度もただダラダラと個人的な愚痴を聞かされているだけなのは、聞くほうにとっても、徐々に苦痛を感じる要素となってしまうでしょう。そこで今回は、そういったことが起こらないよう、新入社員が悩みを同期に話すときの相談の仕方について紹介していきます。

1. 相手の意見も聞く姿勢を持つ

 先輩や上司に悩みを相談する際は、社会人を経験している相手に対する信頼感も大きく、自分にとって多少耳の痛い指摘であっても、不思議と素直に受け入れられるのが人間というものです。しかし、自分と同じほどの経験の同期となると、自分の変なプライドも相まって、相手の意見に耳を傾ける気のない人も多くいます。

 せっかく悩みの相談に乗ってもらっているのにも関わらず、そういった態度に出てしまうと、今後相談に乗りたくなくなるのは誰しも同じでしょう。人生経験や価値観はそれぞれ違いますし、それは当り前のことです。その悩みに対しての考え方は、たとえ同期であろうと、相手のほうが引き出しの多い可能性も充分にあります。自分の悩みを相談する際には、しっかりと同期である相手の意見も受け入れる姿勢を持って話をするようにしましょう。

2. 早急に結論を求めない

 実際に現在の会社で働いている年月は、同期である相手もあなたも同じです。自分の悩みをできるだけ早く解決し、楽になりたいがために、相手の結論を急かすようなことがあってはいけません。相手方が経験豊富で頼りがいのある人物であったとしても、その会社における経験は同じようなものですし、そのことによってプレッシャーや不快感を感じてしまい、お互いの仲が険悪になってしまうようなことがあっては、非常にもったいないことです。

 また、本来であれば自分自身で結論を出していく力を身に付けることが、社会人としての第一歩でもあります。同期である仲間に相談する際には、結論を出してもらうのではなく、結論を自らで導き出すための参考として、意見をもらう程度の意識でいたほうが良いでしょう。

3. まとめ

 以上が、新入社員が悩みを同期に話すときの相談の仕方です。ビジネスのみの付き合いが多い中で、同期というのは心から信頼できる関係も保ちやすく、今後にとって非常に重要な関係を築いていける最大の仲間です。

 また、仕事において自分の成長には欠かせない良きライバルでもあり、相手がいるのといないのとでは、自分自身の成長の幅も大きく変化してきます。記事を参考に、同期である仲間の信頼をなくしてしまうようなことのないように、今後も継続して良い関係を築いていくようにしていきましょう。

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