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転職の面接結果に対するお礼の方法【礼状のスタイルと文例】

Shingo Hirono

2014/03/21(最終更新日:2014/03/21)


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by Debarshi Ray
 転職の面接結果の通知があった場合、どのようにお礼をすれば良いのでしょうか。結果が不合格ならば、通知に対するお礼の必要はありません。しかし、合格通知を受けたら社会人のマナーとして、また実際に働くことになってからのことも考えて、きちんとお礼をしなければなりません。

 結果が合格の場合、通知は電話か書状で届くのが通例です。電話の場合はその場でお礼を言うことになります。しかし、より丁寧な対応するためには、改めて礼状を出すと良いでしょう。書状による結果通知であれば、その返事の礼状を出すのが社会人としてのマナーになります。ここでは礼状のスタイルと文例を紹介します。

礼状のスタイル

 面接の結果が合格であるという通知が届いたら、できるだけ早くお礼の手紙を書きましょう。その際、手書きにした方がお礼の気持ちを伝えやすいと思います。はがきではなく、封書にします。表書きに会社名と部署名、担当者名を書き、担当者名の下に「様」とします。担当者が不明の場合は部署名に「御中」という敬称をつけます。

 裏書に自分の住所と氏名をきちんと明記し、名前の脇に通知が届いたその日の日付を添えます。そうすると、「より強い思い」を込めることができるでしょう。

礼状の文例1

 「拝啓時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます」と、ビジネスレターの型に則って書き出します。前文は手短に、そしてすぐに「本日、貴社から面接結果の通知を頂戴いたしました○○と申します」と名乗ります。ここは、フルネームで書くようにしましょう。

 次が本題。「大変光栄な、そしてうれしい結果に飛び上がって喜びました。本当にありがとうございます。面接の折は十分に自分のアピールをすることができなかったと感じており、悲観しておりました。それだけに、喜びも倍に感じられたのです。」など、実感のこもった喜びを伝えることをおすすめします。

 そして、「同封の入社案内、スケジュールを拝読し、少しずつ実感が湧いてきているところです。最高のモチベーションで入社日を迎えたいと強く念じております。」と決意を語り、「また改めて、直接お礼を申し上げます。少しも早くお礼の気持ちをお伝えしたく、手紙にて失礼いたしました。乱筆、お許しください。敬具」と結びます。

礼状の文例2

 良い結果の通知を受け取ったものの、別の会社への入社が決定しているということもあるでしょう。その場合は、手紙で辞退を通知することになりますが、この場合でも「まずはお礼、そのあとでお詫び」という順番になります。

 書き出しから名乗るところまでは「文例1」と同じです。その後、「光栄なお知らせ、厚く御礼申し上げます。」と、まずはお礼を述べ、「大変申し訳ないのですが、他社への入社がすでに決まってしまい、ご辞退するしかない状況なのです。」と説明するといいでしょう。


 十分にお礼の気持ちをこめながら、あまり長文にならない手紙にすることがポイントです。電話でお礼を言う場合の心構えも同じ。「ありがとうございました。夢のようです。一生懸命働きます」というように、きっぱりと手短に御礼の気持ちを伝えることを心がけましょう。

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