入社して最初の挨拶というのは、とても重要です。多くの場合、この最初の挨拶で、新入社員の印象が決定付けられます。あまり大それたことを言う必要はないのですが、「やる気がある」「きちんと考えている」といった好印象を上司に与えるだけで、その後の仕事がスムーズに進むようになります。
また、自分自身のプレゼン能力を示す第一歩という見方も出来ます。心構えをしてから臨みましょう。今回は新入社員が最初に挨拶をする際に「意気込み」を伝えるための3つのポイントについて紹介していきます。
1. 聞きとりやすい早さ、トーンでしゃべる
特にやる気のある人に多い傾向なのが、勢いで喋って早口になってしまうことです。緊張からも早口になってしまうことがあります。意識して聞き取りやすい早さで話すようにしましょう。
仕事をしていく上で「自分の考えていることを正確に伝える」というのは非常に重要なポイントです。早口過ぎるとせっかく良いことを言っても、聞き手が聞き取れないことがありますので、注意しましょう。また声の大きさも、なるべく大きめの声で話しましょう。「声が大きい」というのはそれだけでやる気を感じさせるからです。
2. 「やっていきたいこと」をまとめておく
自分はどういった人間であるか、簡潔に話せるようにしましょう。ここで重要なのはあくまでも簡潔に、という点です。だらだら話し続けると「自分のことばかり話すマイペースな人間」という印象を与えかねません。
これまでに経験してきたこと、自分の性格、趣味、今後やっていきたいこと等をまとめて話せるようにしましょう。ここでどういった言葉を選ぶかで、自分がどういう風に見られたいか、また何を大切に考えて仕事に臨むのか、ということが、自分自身でも気付けるようになります。自分自身を正確に知ってもらう為にも、話す内容を吟味しておきましょう。
3. 自分を表現するキャッチフレーズを作る
出来れば自分を表現するキャッチフレーズを作りましょう。印象的なキャッチフレーズがあると、聞き手に強く印象を与えることが出来ます。「声の大きさなら負けない」でも「学生時代は○○をやっていた」でも「□□が得意」でも、なんでも良いです。自分の売りになりそうなことをワンフレーズで表現してみましょう。
このキャッチフレーズを考える、という行為は後の仕事でも重要になってきます。自分の企画を通したい時、上司に何かを提案をする時、どういった言葉を選べば相手に伝わるか、感心を持ってもらえるか、という訓練になるからです。
新入社員にとって一番重要なのは「元気、やる気があるか」という点です。次に重要なのが「きちんと考えているか、自分の考えを正確に伝えられるか」という点です。短い挨拶の中にこのポイントが入っていて、さらに印象的なキャッチフレーズがあると、周囲の第一印象がぐっと良くなります。今後の仕事を円滑に進めるためにも、良い意気込みで元気な挨拶をしましょう。
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