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面接官に良い印象を持ってもらうために使い分けたい声のトーンのポイント

Tobayashi

2014/03/20(最終更新日:2014/03/20)


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面接官に良い印象を持ってもらうために使い分けたい声のトーンのポイント 1番目の画像
 面接では、緊張の中限られた時間で、質疑応答にしっかりと答えなければなりません。面接では何人かの面接官と対面する形で、1人もしくは数人で面接を受けることが多いでしょう。部屋の大きさや人数にもよって、声のトーンは使い分けないといけません。

広めの部屋で面接官との間が2m以上の場合

 基本的に、面接で発する声は面接官に明瞭に聞こえることが第一です。そして、早すぎることなく、滑舌もしっかりと明快に答えることが大切です。声のトーンはそれぞれの持つ声に違いがありますが、ある程度はコントロールできるものです。
 
 広めの部屋で面接官との間が2m以上ある場所では、小さく暗い声では相手に届きません。もし、自分の声が低めだったりハスキーで通らないという自覚があるならば、意識的にやや高めの声を出すようにします。

 そうすると、声が高くなるだけではなくお腹に少し力が入ります。これがしっかりとお腹で支えた発声の声となり、声のトーンは自然と明るくなって離れた面接官へもまっすぐに声を届かせることができます。

狭い応接室で少人数の場合

 応接室のソファーに座って行なう面接の場合、ソファーやカーペットなどが音を吸収してしまうことがあります。そのような状況では、元気をアピールしたくても声のトーンは平静を保ちましょう。ただ、滑舌やポジティブな感じを押さえてしまうと逆効果です。腹にしっかりと力を入れて支え、上品にメリハリをきかせた明るめの大きすぎない声で話しをするのが効果的です。

声のトーンはコントロール自在

 面接時の声のトーンで、自分の事を表現することができます。声は自分で自在にコントロールできるものなのです。自分の声の特性を生かすということは、とても大事なテクニックです。

 先に述べましたが、声が低くハスキーな人は少しだけ高めに発声する意識で聞きやすくインパクトのある声で自分を表現できるでしょう。声が高くキンキンしてしまう人は、腹に力を入れ多少ゆっくりめに押し出すように話します。そうすると、気持ちも落ち着き、聞きやすい声のトーンとなって相手に届くでしょう。

 まずは、自分の声がどのように相手に聞こえているのかを自覚することも大切です。他人に、率直な印象を聞いてみるのも良いかもしれません。

 改めて思い返してみると、これまでに声やしゃべり方について周りからコメントされたことはありませんか?自分では何気ないしゃべり方も、気を付けた方が良いところがあるのかもしれません。声のトーンは、その人の話し方の印象を大きく決定するでしょう。ポジティブで品のある、面接のシチュエーションに合ったトーンを知ることは、自分の面接を表現したい自分自身の印象へと演出しうる方法なのです。

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