新入社員を職場に馴染ませる手段として取られるのが歓迎会でしょう。普段の会話も大事ですが、食事をしながら話すことで緊張がほぐれるものです。職場でのお昼の時間などは、新人は新人で固まってしまいがち。先輩は指導と自身の仕事に追われていて、お昼までは新人のことに手が回らないかもしれません。そこで今回は、新入社員の歓迎会を行う目的について紹介していきます。
1. 主役は新人
歓迎会の主役は言うまでもなく、新人です。緊張をほぐしてもらうことや、早く先輩に馴染める雰囲気を作ることが大事です。先輩同志の内輪だけで分かるネタなどは避けた方がいいでしょう。同時に新入社員も、学生のノリでわいわい騒いではいけません。
ゲームをしたり、席を交換していろいろな人と話すようにしましょう。新人側でも、積極的に話かける努力も必要ですが出来れば先輩からリードしてあげましょう。参加も強制してはいけません。なるべく都合がつけば参加してほしいというスタンスでいないと、飲み会=強制のように見えてしまいます。
歓迎会は、あくまでもこれから一緒に仕事をしていくための手段です。都合の悪い人には、また別の機会に少人数で誘ってみるといった方法を取りましょう。
2. お酒を飲むことではなく、交流が目的
あくまでも、交流会としてのニュアンスが強いでしょう。先輩の幹事さんが主体となって、新人を入れてみんなで楽しくお互いを知る機会です。また、新入社員は上司にお酌したり気配りを学ぶ場でもあります。通常の飲み会のように、ガンガンお酒を飲んではいけません。お酒を飲むのが目的ではないのです。
もし、お酒の弱い新人がいるならば、ある程度でお酒を断りソフトドリンクに切り替えましょう。先輩社員も、無理強いして飲ませてはいけません。緊張もあっていつもより早く酔いが回ることもあるでしょう。
3. チームワークを育成する
何度も繰り返す形となりますが、歓迎会は新人の緊張を解いてよりチームワークを早く育てるために必要なことです。新入社員も仕事とプライベートは全く別と割り切ることなく、参加してみてはどうでしょうか。先輩の知らない一面を見ることができ、より仕事がやりやすくなるかもしれません。
以上が、歓迎会をする目的です。会社主催の行事なんてめんどくさい、と思いがちかもしれません。しかし、どの会社でも歓迎会をやるということは、それだけメリットもあるということです。先輩にしろ、新人にしろ面倒に思わず、参加してお互いを知る良い機会と捉えてみてはいかがでしょうか。
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