ビジネスマンとして成長していくためには、自己目標を持つべきと言えるでしょう。しかし、ただ頭の中で目標を設定しただけでは、実現はかなり困難です。目標と、そこへ至る道を目に見える形で記録し、確認することによって、目標は実現しやすくなります。そのためには、手帳で管理するのが最も有効な方法と言えるでしょう。常に携帯でき、いつでもどこでも確認できる手帳ほど、実際に役立つアイテムはありません。ここでは、目標達成のための手帳活用術について、基本的なことを話していきます。
目標管理専用の手帳を用意する
まず、おすすめしたいのが、目標管理のための専用の手帳を用意することです。スケジュール手帳は、多くのビジネスマンが持っているでしょう。そして、多くの人がその手帳の中で、目標管理も行います。しかし、これは効率の悪いやり方なのです。業務のスケジュールと目標達成のためのスケジュールは、まったく質が違います。その2つを1冊の手帳で同時に管理するのは無理があると言えるでしょう。
そのため、専用の手帳を購入することをおすすめします。時系列で記録していった方が目標管理もしやすくなるでしょう。また使い慣れた手帳の方が効果的に活用できるため、スケジュール管理用と同じタイプの手帳にすると良いかもしれません。これが手帳活用術の第一歩です。
時系列で管理し、活用する
目標は「時間」の枠で管理すると、実現しやすいものです。まず、最終的な目標達成のタイムリミットを仮に設定します。場合によっては変更することもあるので、あくまでも「仮」の設定です。その最終リミットを前提として、「○日までに、このレベルまで達成する」という小目標を、次に設定します。この小目標は、いわば「道しるべ」のようなものです。
そして実際の進捗状況を、随時手帳に記入していくのです。その際、「出来たこと」「出来なかったこと」「新たに生じた問題点・障害・課題」など、様々な要素をメモする必要があります。したがって、どうしても専用の手帳が必要になってきます。また時系列で記録していくと達成状況が把握しやすく、次の小目標へ向けてのモチベーションを高めていけるのです。
複数の目標を持つ場合も、同じ手帳で管理して構いません。最初に掲げた目標を進める間に、違う目標を思いつくこともあるでしょう。その場合は、表記するペンの色を変えるなどして、2つの目標を瞬時に把握できるよう工夫します。全く違う目標も、どこかでシンクロしてくることが、意外と多いのです。そのケースを想定し、複数の目標管理を1冊で行うのも良い管理方法と言えるかもしれません。
ここでは、目標達成のための手帳活用術を話してきました。手帳で目標を管理するメリットは、ちょっとした空き時間や飲食している時でも思いついたらすぐに確認でき、またアイデアをすぐにメモできる所にあります。その特性を十分に生かして、目標管理に活用してください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう