仕事を進める上で、目標を自分で設定し、その目標達成のために努力するのは、ビジネスマンにとって大変大切なことです。そのことによってスキルアップのスピードもあがるでしょうし、将来のキャリアアップにもつながっていくでしょう。1度設定した目標は不変のものではありません。実際に仕事を進めていく中で、軌道修正を考えるケースも多いのではないでしょうか。ここでは目標を変化させるときに注意すべきポイントを話します。より効果的に目標を変化させるための参考にしてください。
現在の目標設定の再吟味と現状把握を行うこと
目標を変化させようと考えたとき、まず最初にしなければならないのは、現在設定されている目標の再吟味と、現在の状況の正しい把握です。本当に目標を変化させるほうがいいのかということや、目標を変化せざるを得ない状況に、現在あるのかということを、客観的に検討するようにしましょう。せっかく目標を掲げても、それを安易に変化させることを繰り返してしまうと、仕事に生かすべき目標設定の効果が薄れてしまいます。1度設定した目標は、根拠があるものですので、現状をしっかり把握した上で、「変化させたほうが、本当に自分の仕事にとってより有効になるのか」を確認することが必要です。
複数の修正案を考えて比較検討すること
実際に変化させなければならないと確認できた場合は、再設定する目標として複数の修正案を考え、比較検討するといいでしょう。こうした丁寧な作業をするのは、よりよい目標を再設定させるためでもありますが、目標変化を細かく検討することで、「目標を設定する」という、最初のスタートラインに立ち返ることができ、さらにそれによって仕事を俯瞰することが出来るからです。毎日の仕事に追われていると、つい足元ばかりに目が行って、自分の仕事の全体像を俯瞰する機会がなくなってしまいます。目標の再設定作業は、あらためてそれを見つめ直し、仕事全体を考えるために最適のチャンスになります。
自己設定した目標を変化させることは、ゴールに達した時により大きな成果を上げるためのものです。その点をしっかりと意識して目標設定を行うようにしましょう。
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