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入社式に臨む前に気を付けておきたいスーツの選び方とマナー

Tobayashi

2014/03/23(最終更新日:2014/03/23)


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入社式に臨む前に気を付けておきたいスーツの選び方とマナー 1番目の画像

 今までの生活では、好きな時に好きな服を着ていました。就職活動のときには、リクルートスーツ1着と白いシャツで過ごしてきた人もいるでしょう。しかしこれから、ほとんどの時間を過ごすことになる会社に「社員」としてはじめて行くのが入社式です。何を着て行くのか迷ってしまいますね。実際に、入社式にはどんな格好でいったらいいのでしょうか。

リクルートスーツでも大丈夫

 学生から新入社員になるときは、手持ちのスーツなどないに等しいと思います。就職活動に使っていたスーツが、黒か紺ならばそのまま使っても大丈夫です。最も無難な服装だからです。

 リクルートスーツが適しているといっても、他のスーツがいけないわけではありません。色は黒・紺が無難であるとされていますが、細いストライプのものや灰色がだめなわけではありません。ただ、入社式は無難な格好の人が多いことを覚えておきましょう。そのなかで、ベージュやストライプだとどうしても目立ってしまいます。女性であれば、パステルカラーのものや白いスーツも春らしく良いかもしれません。

 気にならない人はいいかもしれませんが、これから一緒に働く人達との顔合わせの場所です。上司や、指導してもらう先輩に会う可能性が高い場ですから印象はよくしておいた方が良いです。3ツボタンの黒か紺の、リクルートスーツであれば間違いはないでしょう。1ツボタンのタイプも増えていますから、その紺か黒・グレーくらいがいいのではないでしょうか。

スカートorパンツは自由

 白いシャツだと地味だと思うかも知れませんが、髪形と同様に清潔感のあることが大前提なので特に問題はありません。ただ、会社の社風などでそこまで厳しくない会社であれば、淡い水色やピンクなどのしっかりと襟のあるシャツを着るのも春らしいくて良いかもしれません。

 男性の場合、ネクタイなどは水色や淡いグリーンなどさわやかな印象を与えるものを選びましょう。女性であればアパレル系ではインナーとしてカットソーを着たくなると思います。ビジューがついたものや、レースがついたものなどさまざまなものがあります。しかし、それはできれば2日目以降に出番を待ってもらいましょう。入社式は「式」ですから、できればシャツで襟のあるものをスーツの中にも来てください。

 今のスーツは、パンツとスカートとどちらもセットになっているものが多いですね。どちらを着るかは自由です。しかし、古い会社や年配の方が多い職場の場合、まだまだ女性の正装=スカートの概念があることだけは忘れないようにしましょう。

小物にも気を配る

 靴は、男性は黒か茶の革靴がいいでしょう。女性も、黒や茶のパンプスが良いです。ヒールについては特に決まりはありませんが、5センチ〜7センチくらいのしっかりしたヒールのものが歩きやすいでしょう。お辞儀をしたり、席の着席・起立が多くなりますから自分に合ったものが良いです。

 スカートスーツでいくならば、スカート丈が短すぎないのは当然ですが肌色のストッキングをしっかりと身にて下さい。そして、伝線したとき用の予備を持って行きましょう。

 アクセサリーは、シンプルなものを選びます。ただし、男性の場合は初日はピアスなど装飾品は時計以外外しておくことが鉄則です。時計は、しっかりとしたものをつけましょう。女性においては、つけまつげはしないでおいた方が良いです。カラーコンタクトは、他人から見て分からないもの(ダークブラウンや黒の目を大きく見せるもの)であれば問題ないと思います。

 服装に髪形にと、就職が決まっても入社して落ち着くまではいろいろと気をもむものです。しかし、それも就職できてこれから働く場所が決まったという喜ばしい結果です。準備をしっかりとして印象良く、そしてなにより自分が楽しめるよう入社式に臨んでください。

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