ビジネスにおいて目標設定はとても大事なことですが、目標を設定しても目標達成までの行動が続けられない人が多いのではないでしょうか。頭を捻って作った目標も、行動に結びつかなければ意味がありません。ここでは、目標設定をしても行動が続かない人のために自分をマネジメントする方法を紹介します。
目標を具体的にイメージする
目標設定後に行動が続かない原因の1つとして、目標の立て方が間違っている場合があります。目標が曖昧だと、達成することが難しくなります。例えば、「業務効率を改善する」「社内コミュニケーションを円滑にする」というような漠然とした目標では、具体的に何ができたら達成なのかが分かりません。ゴールが分からないと結果的にどうやってそのゴールを達成したらいいのかも分からず、行動が続かない原因になってしまいます。
目標を達成するためには、目標を可能な限り具体的にすることが必要です。先ほどの例で言えば、「◯◯という作業に3時間かかっていたものを1時間に縮める」「社員全員がオフィスに来たときに挨拶をするようにし、週に一度はチーム内全員でランチに行く」といった、具体性をもった目標を設定します。そのように具体的な目標を立てると、するべきこともイメージしやすくなり、行動に結びつきやすくなります。また、ゴールが明確であれば、行動を起こした後に、どれぐらい目標に近づいているのかを把握することができ、次の行動に移りやすくなるでしょう。
目標を細分化する
大きく掲げた目標は具体性があったとしても、現状から離れすぎているため、どのような行動をとればいいのか分からなくなってしまうことがあります。目標設定後は勢いがあるので、大きな目標に向かって行動を起こすのですが、その行動が目標達成に近づいているのかどうかが判断しづらいため、次第に行動が続かなくなってしまうということもあるでしょう。中間目標や小目標を立て、さらにその小さい目標を達成するためのタスクを洗い出してみましょう。
大きな目標を達成するために小さい目標を設定すれば、とにかくその目標まで頑張る、というモチベーションが沸き、達成感も得ることができます。目標は細かければ細かいほど行動が続きやすくなるので、中間目標を立てたら、さらに小目標を、小目標を立てたら、毎日の実行レベルのタスクへと細分化を徹底して行いましょう。
ここでは、目標が続かない人に向けて、目標達成のためのセルフマネジメントの方法を紹介しました。目標は設定したけど行動が続けられないというお悩みをお持ちの方は、是非ここで紹介した目標の具体化、そして細分化を一度行ってみてください。
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