皆さんの中には、これから事業を展開していこうと考えている人、もしくは会社に勤めているがいずれ起業しようとしている人などがいるかと思います。その人たちの中には事業計画を立てようと考えているが、どのように立てて行けば良いのか分からないという人が多い印象を受けます。そこで今回、事業計画を行う上で知っておくべき手順について今回記述していきたいと思います。
経営計画を立てる
事業計画を行う手順としてまず、経営計画を立てるようにしましょう。経営計画の大まかな内容ですが、事業概要、商品や提供するサービスの特徴、勝負していく市場や顧客分析、仕入れルートや仕入れた物を販売する販売計画、人員計画等が挙げられます。特に重要となってくるのが仕入れルートや販売していくための販売計画です。物を売りたいと思っても物が無い、もしくは原価が高くては商売になりません。また、物を仕入れても販売する場所や販売するための考えが無ければ仕入れた物全てが不良在庫として残ってしまいます。そのためこの2つはまずは行っておくのが良いでしょう。
また、人員計画についても必ず計画を立てるようにしましょう。個人事業主であればそこまで重要項目ではありませんが、中には店舗を経営したいと思っている人もいます。アルバイトを雇うのであれば時給を安すぎると来ませんし、高すぎると人件費で店舗が潰れてしまう恐れがあります。そして、人員を適材適所に配置しなければお店や事務所も仕事になりません。そのため手順としてまず、経営計画から立てるようにしましょう。
資金計画を立てる
事業計画の次の手順として、資金計画があります。資金計画の大まかな内容は、開業資金の算出、自己資金の算出、借入金と借入先、そして収支を付ける計算書の作成です。この中で重要項目となってくるのが開業資金と借入先です。開業資金はまず、開業するための準備費用としてOA機器や宣伝費、オフィスを借りているのであれば、その賃貸料も含まれます。次に運転資金と生活費があります。運転資金はお店や事業所で働いている人件費、光熱費、仕入費、それを運んでくる運送費が挙げられます。
そのため開業資金の算出を怠ると開業してもすぐに倒産してしまう場合があります。そのためにも少なくとも3ヶ月から1年間の資金は考えておきましょう。そしてもう1つが借入先です。もし、自身が所有している資金で経営が出来なくなってしまった場合、どこからか借入をしなければなりません。借入する先は国や地方自治体、もしくは金融機関があります。そのためもしも資金繰りが苦しくなった時に、どうすれば良いのかを検討するようにしておきましょう。
事業計画する上で知っておくべき手順として上記の事が挙げられます。大まかな内容が2つですが、詳細に見て行くと細かく計画を立てて行かなければなりません。分からないからといって事業計画を行わずにいると上手くいきません。以上の点を参考に事業計画を練りましょう。
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