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社員の人柄を志望動機にする時の説明の仕方

Takeshi Sugiuchi

2014/03/15(最終更新日:2014/03/15)


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社員の人柄を志望動機にする時の説明の仕方 1番目の画像
 採用活動で必ず聞かれる志望動機。その回答の一つとして「社員の人柄に惹かれたから」というものがあります。このような形で志望動機を書くときに気を付けるべきことは何でしょうか?

他に差をつける伝え方ができるか

 まず注意したいのは、「社員が魅力的に見えたから」という志望動機はかなりありきたりだということです。一見ありきたりに見える志望動機で採用を勝ち取るためには、中身をかなり濃くする必要があります。どのような点が魅力的だったのか、具体的に説明できるでしょうか?他の人にはない、あなただけの言葉でその魅力を説明できるのかを考えてみてください。また、その社員の名前は覚えているでしょうか?「志望動機にするくらいなのだから当然名前を聞いているはずだ」と思われる可能性も低くありません。

入社してからの自分と結び付けて話す

 企業にとって社員が魅力的に見えるのは喜ばしい事です。しかし、自分をアピールするべき志望動機に「社員の人柄に惹かれたから」と書くだけではもちろんいけません。志望動機は、その企業で「何を」「だれと」したいか明確にすることが重要です。接点をもった社員のどういったところに魅力を感じたのかを、自分が企業に入って成し遂げたい目標と結び付けて書くべきでしょう。自分がどんな人物で、その社員のどんなところに魅力を感じたのか。それを踏まえて入社したらどんな人物として何を成し遂げたいのか。すべてを一連の内容として説明できるようにするべきです。


 一番大事なのはあなた自身の言葉で伝えることです。ありのままのあなたを見せることで、あなたの真摯な姿勢が伝わるはずです。正直な姿勢で入社できた会社なら、入社後に「やっぱり合わなかった」ということにもなりにくいはずです。

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