4月から消費税が8%に上がることが決まり、ビジネス的にも大きな動きが広がっています。多くの企業が、値上げに踏み切る中、値下げや価格の維持を断行する企業もあるようです。ここでは、消費税アップに関連した企業の動きを紹介していこうと思います。
多くの企業が値上げに踏み切る
多くの企業が消費税アップに伴い、値上げを発表しています。帝国データバンクが行った調査によると、企業の約2割が値上げを検討しているという回答があったようです。増税によって交通インフラや郵便の価格も値上げが発表されており、消費者の購買力は減少してしまうのではないかという見通しも立っているようです。
あえて値下げに踏み切る企業も
多くの企業が値上げを発表する中、これをビジネスチャンスと捉え、値下げや価格の据え置きを敢行する企業も出てきています。大手牛丼チェーンのすき家では、競合他社が10円から20円の値上げを検討する中、10円の値下げを発表しています。また、無印良品やニトリは、価格の据え置きを表明しています。こうした動きは、競合企業を牽制するとともに、大きな顧客獲得のチャンスを得たと言えるでしょう。
環境の変化をしっかりと捉えることがビジネスでは重要
今回の消費増税は、ビジネスに対して大きな打撃を加えるかもしれませんが、これをビジネスチャンスとして捉える企業も多く出てきています。いずれにしても環境の変化となるので、企業やビジネスマンは、この環境変化への対応を求められるでしょう。
ここでは、消費増税への各企業の取り組みを紹介しました。ビジネスへの影響が大きいとされる消費増税ですが、環境の変化をしっかりと捉え、対応することがビジネスマンには求められていくでしょう。
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