近年では転職が当たり前のようになり、同じ職を続ける人も減ってきた。
外資系企業やグローバル化を目指す企業も増え、転職の際に、英語のスキルがあると有利になるケースが多い。
本記事では、転職に有利な英語スキルと英語面接のポイント、さらに英語力を生かした転職方法について紹介しよう。
英語スキルは転職に有利
英語スキルを示す資格もいくつかあるが、中でも「実用英語技能検定」と「TOEIC」が主流となっている。
持っていると有利な英語の資格は、どの程度なのだろうか。以下に説明していく。
転職に使える英語スキルとは
実用英語技能検定(英検)では、準1級以上が転職に有利とされている。
日本英語検定協会によると、準1級の英語レベルは「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」そうだ。
社会性の高い幅広い話題を「読む・聞く・話す・書く」スキルが備わっているとされる。
TOEICでは、635点から800点を企業の海外部門で海外赴任が可能なスコアとしている。
会議の案内等の社内文書を、読み理解でき、日常業務のやりかたについての説明を理解できるレベルだ。
転職を有利にするためには少なくとも700点以上のTOEICスコアが欲しい。
転職時の英語面接の準備
外資系やグローバルな会社の場合、英語での面接もあることが多い。
ポイントを押さえて練習し、面接に挑もう。
【転職での英語面接のコツ①】自己PRをしっかり押さえる
面接で最も大切なことが、自己PRである。 英語での自己PRは、自信がある方が好印象を与えられる。
英語での面接は、日本語での面接の回答内容を、そのまま英語に訳すだけでは不十分だ。
自己PRを、最初から英語で考えることをおすすめしたい。
英語での面接における自己PRでは、自信があると胸を張って言えるよう準備をしておきこう。
【転職での英語面接のコツ②】身振り手振りの練習
英語での面接では、手を膝の上に置いて受けるよりも、身振り手振りをつけて話すことが求められる。
身振り手振りをつけて話すことで、話す姿勢に真摯さと自信をもたらしてくれるためだ。
身振り手振りを話の中で使うことは、すぐにはできない。
普段から意識的に身振り手振りをつけて話すことで、面接時に自然とできるだろう。
【転職での英語面接のコツ③】面接官に質問する
面接時に、質問を受けるだけでなく、自らも質問をすることをおすすめする。
キャリアアップを目指すのであれば、会社側の要求を鵜呑みにするのでなく、常に能動的なアクションが求められるためだ。
質問内容としては、ぜひ以下の2つをして欲しい。
これから働こうとしている会社に関して、より深く知ることができるだろう。
面接時ですべき質問
- CSR(企業理念 or ビジョン)
- 具体的な成功事例
英語力を活かした転職先の選び方
転職先では英語力を活かしたいという人も多いはず。
英語を使いたい人のために、転職先の選び方を説明する。
【転職先の選び方①】自分の英語レベルを知る
転職先を探す前にまず、自分の英語レベルを知ることが大切だ。英語力を見るため、上記で紹介した英語の資格を取ろう。
英語の資格を持つことは、必死に勉強し英語力を身に付けた実績となり、英語力を測る指針ともなる。
自分の英語レベルに見合った、職業を選ぶと、能力を十分に発揮することができるはずだ。
【転職先の選び方②】英語レベルにあった転職先を選ぶ
自分の英語力を知ることができたら、自分の得意とする英語の分野を見つけることが重要だ。
リーディング、リスニング、ライティング、そしてスピーキングと英語は4つのセクションに分けることができる。
中でも自分がどこに長けているのか見ることも、転職先を選ぶ1つの手だ。
もしリスニングやスピーキングが得意ならば、その能力を生かし会話を重視した転職先が考えられる。
もしリーディングやライティングが得意ならば、翻訳の仕事がいいだろう。
自分が得意とする英語の能力をで絞り込むことで、候補を絞込みしやすくなるのだ。
本記事では、英語スキルを使った転職方法について紹介してきた。
英語スキルを使った転職となると、資格や面接など、念入りな準備が必要だ。
しっかりと下準備をすることで、英語スキルに自信を持ち、自分に合った転職先を見つけて欲しい。
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