職場においては組織を活性化させることが業績向上や躍進するためには必須です。ここでは、組織を活性化させるための具体的な取り組みについて紹介していこうと思います。
東京ディズニーリゾートで行われている組織活性化の方法
東京ディズニーリゾートにおいては組織活性化のために「ファイブスターカード」による承認とバリューの浸透の取り組みを行っています。この制度は、スーパーバイザー以上の役職者が、良いサービスをしているキャストを見つけた際に一言記載した上でカードを渡してキャストをほめたたえる制度の事です。
カードには「あなたの素晴らしさを称賛します」などの言葉が記されており、このカード1枚でディズニーの記念品を貰うことができます。更に、5枚たまると「ファイブスターパーティー」という特別なパーティーへの参加権が与えられます。評価要素は、「相手の立場に立った行動」「息の合ったチームワーク」「模範的な態度」「親切丁寧な案内」「素晴らしいショーマンシップ」の5つです。この制度は、フィードバックによる承認の仕組みであると同時にバリュー浸透の仕組みとしても活用されています。
数値で判断できない部分を評価する
また、従業員のモチベーションを向上させるために表彰制度に取り組んでいる事業も見受けられます。東京ディズニーリゾート同様、 数値で判断できない部分を評価する方法です。ある会社では、年に1回会社員から面白い仕事を募集し、全社員の投票により面白い仕事大賞1名を選出し、表彰しているようです。面白い仕事を提案する目的は、「営業目標ではなく、数字で測れない成果や思い入れを持って取り組んだポイントを評価すること」などがあります。
最後に
このように、組織を活性化させるためには数値で表現できない人間的な部分を評価していくことが大切です。自社の事業を活性化させるためにも、まずは組織のモチベーションを高めることから始めてみてはどうでしょうか。
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