4月に行われる新入社員が主役の「歓迎会」。
歓迎会では必ず、新入社員に挨拶や自己紹介を求められる。とはいえ、新入社員の入社当日に配属部署の歓迎会を行うことは少ないだろう。
そこで今回は「配属後に開かれる歓迎会」を想定して、新入社員の自己紹介の仕方を紹介したい。
歓迎会でおすすめの2つの自己紹介例と、避けたほうが賢明な自己紹介例をチェックしよう。
【歓迎会・自己紹介】避けたほうが賢明!ウケ狙いの自己紹介
歓迎会の自己紹介で一発芸やモノマネなどの「独りよがりなギャグ」を披露するのはNG!
自己紹介で「ウケ」を狙う人がやってしまいがちなのが、「独りよがりなギャグ」。
一発芸やモノマネ、隠し芸は、誰が見ても「面白い」と感じられるレベルの完成度であれば、印象に残る面白い自己紹介となるだろう。
しかし、そういった完成度のネタを持っている人はごく僅かである。
学生時代、仲間にウケた芸がそのまま会社で通用するという考えは危険なのだ。
一人よがりで、場の空気を読めないという印象になりかねない。そうでなくても「幼稚で子どもっぽい印象を与えて、「学生気分が抜けていない」という評価に繋がる可能性もあるのだ。
よほど自信があるものでない限り、そうしたウケ狙いの自己紹介は避けるべきだろう。
歓迎会で使える! おすすめの面白い自己紹介①
おすすめの例は2つとも「話の内容が面白い」自己紹介だ。
最良なのは、入社してから今までに経験したエピソードを話し、自分の性格や個性を印象づける方法だ。
例えば、以下のようなエピソードを自己紹介で話せば、場を和ませることができるかもしれない。
【例文】歓迎会の自己紹介フレーズ(部署内の先輩を巻き込んだエピソード編)
-
私はおっちょこちょいのところがあります。
今朝も○○先輩に「先輩のネクタイ、かっこいいですね。馬子にも衣装って感じで」と言ってしまいました。
私としては最大限、お世辞、あ、違います。あの、褒めたつもりだったのですが、馬子にも衣装はそういう意味ではなかったのですね……勉強不足でした。
こんな私ですが、どうかお見捨てなく御指導ください。
こういった先輩を巻き込んだ自己紹介をする場合、事前にその先輩に対して「こういう自己紹介をします」と話し、了解を得ておくのが社会人としてのマナーだ。
なんだか憎めないな……と先輩社員に思わせるようなエピソードを自己紹介で話せば、歓迎会でも目をかけてもらえるかもしれない。
歓迎会で使える! おすすめの面白い自己紹介②
もう1つは学生時代のエピソードを同じように披露し、「こんな私ですがどうぞよろしく」と結ぶ方法だ。
ただし、学生時代のエピソードを自己紹介で話す場合、歓迎会に出席している人とは関係ないエピソードであるため、いわゆる「鉄板ネタ」でないと面白い自己紹介にはならない。
就職面接のときに面接官に「ウケた」話があれば、それを紹介してもいいだろう。
【例文】歓迎会の自己紹介フレーズ(学生時代のエピソード編)
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実は私、新卒の就職活動で大きな失敗をしてしまいました。
ある企業の面接で「あなたが学生時代で後悔していることは?」と聞かれまして。そのときに「女性関係です」と答えたんです。
面接官に「何かあったんですか?」と深堀りをされた結果、「何もなかったんです」とカミングアウトしてしまいました。
素直に話しすぎたなぁ……と、あとで恥ずかしくなりました。
こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします!
少し誇張する、いわゆる「話を盛る」ことも、歓迎会の場の空気を温めることができるなら問題ないと考えられる。
学生時代のエピソードを用いる際には、今一度自己紹介で話そうとしている内容が歓迎会にふさわしいものかどうかを考えてみてほしい。
以上、歓迎会で面白い自己紹介をするための方法を例を交えて紹介してきた。
お笑い芸人をマネしたようなギャグは避け、話の中身で勝負する。これが歓迎会で失敗しない自己紹介をするための基本だ。
新入社員として歓迎会に参加するときは、本記事で紹介したことを意識して自己紹介を行ってほしい。
あなたの自己紹介の仕方次第で、職場への馴染みやすさが変わってくるはずだ。
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