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組織の問題を分析し解決に結びつけるための3ステップ

Kazuhiko Tanabe

2014/03/16(最終更新日:2014/03/16)


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by Gullspångsmodellen
 組織とは、「共通の目的に向かって複数の人が、協働していく体制」と定義できます。この定義からすると、組織は共通の目的が達成できていない、あるいは達成することが困難な状況に陥ってしまうと一気に業務効率を落としてしまいます。では、そのような組織にならないためにはどのような対処をすればよいのでしょうか。

1. 目的が明確化されているか分析する

 組織のメンバーが、共通に認識できる組織目的が明確になっていない場合は、目的の達成は困難であり、構成員の意識もバラバラになりがちです。まず最初に分析すべきことは、組織の目的が明確化されているかという点です。次に、これをより具体的で、一定の時間内で達成できる目標にブレークダウンできるかどうかを分析します。このようにして、組織の目的・目標を整備することが、組織問題解決の第一段階になります。

2. 定期的に目標を共有する

 まず、目標が組織のメンバーに十分認識されているかどうかを分析します。これが不十分な場合は、仕事をしていく上で迷いが生じてしまいます。そうなると仕事効率は大幅にダウンしてしまうので、目標の共有は定期的に行うべきです。

3. 目標達成のための仕組みを構築する

 組織の目標が、個人単位にまでブレークダウンされているかどうかを分析していきましょう。その中で無駄がないかどうか、組織の目標達成に最適な体系となっているかを分析検討します。この段階で、目標が形だけのものになっていると社内のモチベーションや仕事効率を維持することは難しいと思います。目標達成のためにどのような過程を経て、どのように取り組んでいけばいいかを明確にしておくべきです。

まとめ

 組織として問題を分析し、それを解決していくことは常に意識しておくべきです。問題は常に発生する可能性があり、場合によっては対応するのに時間やコストがかかってしまうからです。そのためにも、目標地点をはっきりさせて、そこでのシステムを明確化するということを忘れないようにしましょう。

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