「約束した面接の開始時間を忘れてしまった」という事態は、面接を受ける人なら誰にでも起こる可能性がある。
緊張のあまり面接開始時間をメモを忘れた人や、心配性だから再度担当者に時間を確認したいという人もいることだろう。
実は、面接の時間を忘れて再確認しても、合否に影響することはほぼないのだ。
そこで今回は、面接の約束を再確認する方法や具体的な連絡方法を紹介していきたい。
開始時間を再確認するのは、マイナスにはならない!
少しでも不安なら「面接会場・時間」を再確認しよう
面接担当者が採用の判断基準とするのは、あくまで「面接そのもの」。面接時の対応、答え方やその内容で採用するかどうかを判断をする。
つまり、自己分析力や判断力・適応性・人間的魅力それらを総合して合否を決定するわけだ。
そのため、たとえ面接時間を忘れたからといって、事前に面接開始時間を確認すること自体はマイナスになることはないだろう。
間違った時間に面接を受けに行くリスクを考えると、事前に面接の時間を確認しておくべきだといえる。
面接時間を確認する連絡の具体例
面接時間を確認するときは「電話」で確認しよう
面接時間の再確認自体には問題がないことを説明してきた。
しかし、その連絡の仕方によっては、採用担当者に良くない印象を与えてしまうこともありえる。
失礼な聞き方をしてしまえば、再確認という行動ではなく、連絡の仕方のせいで悪い評価をされてしまう可能性も無きにしもあらずだ。
特殊な作法やルールがあるわけではないが、大前提として「電話で担当者に確認をする」ようにしよう。
面接の時間の再確認は、メールで済ますべきではないということだ。
また、面接時間となると担当者に直接確認が必要なため、相手の迷惑になりにくい時間に連絡するようにしたい。
たとえば、始業から少し経った「10:30〜11:00」ごろや、午後にする場合なら昼の休憩が終わった「13:30〜14:00」ごろであれば連絡もつきやすいはずだ。
担当者に通じたら、自分の状況に応じて以下の2パターンのどちらかの内容を話そう。
電話で面接時間を確認するパターン①:面接時間をうろおぼえ、なんとなく心配
電話で面接時間を確認するパターン①
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お世話になっております。
先日、×月×日に面接をしていただくお約束をいたしました、〇〇社の○○(フルネーム)と申します。
この度は面接開始時間を再度お伺いいたしたく、連絡差し上げました。
採用ご担当者さまにお取り次ぎ願えますでしょうか?
(採用担当者に変わる)
お世話になっております。〇〇社の〇〇です。
面接時刻は☓月☓日の午前10時ということで、間違いございませんでしょうか?
この場合は、自分が覚えている限りの面接日時をメッセージの中に入れよう。
そうすることで、あくまでも「面接日時の確認」をするために電話していることが伝わるはずだ。
電話の最後には「お忙しいところご対応いただきありがとうございます。面接当日が何卒よろしくお願いいたします」と、お礼の言葉を述べよう。
電話で面接時間を確認するパターン②:面接時間を忘れて、見当もつかない
電話で面接時間を確認するパターン②
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お世話になっております。
わたくし、〇〇社の○○(フルネーム)と申します。
☓月☓日の採用面接の件で確認したいことがあり、連絡いたしました。
採用ご担当者さまにお取り次ぎ願えますでしょうか?
(採用担当者に変わる)
お世話になっております。〇〇社の〇〇です。
大変申し訳ございませんが、再度面接開始時刻をお伺いすることは可能でしょうか?
時間を忘れた場合は、1つ目のパターンよりも更に一歩引いた問い合わせ方をするといいだろう。
「面接時間をメモした紙を忘れた」「面接時刻が記載されたメールを誤って削除してしまった」などの情報は、相手に伝える必要はない。
相手にも仕事があるため、採用担当者に簡潔に質問することが大切だ。
確認後は「お忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。当日はよろしくお願いいたします」と結び、先方が電話を切った後に、こちらも電話を切ろう。
どちらのパターンにおいても肝心なことは、時間を失念したからといって慌てないことだ。
先に話す内容を紙に書いてから担当者へ確認の電話すると、電話口で落ち着いて話せるだろう。
本記事では、面接の時間を再確認してもよいのか、再確認するときの連絡の仕方について紹介した。
マイナスな印象を与えてしまうと思いがちだが、正しい対応をすれば採用担当者が面接日時の再確認を悪く思うことはないだろう。
もし面接時間を失念してしまった際は、本記事で紹介したやり方を意識して連絡するようにしよう。
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