面接は誰でも緊張してしまい顔が引きつってしまうことも多いでしょう。しかし、面接に限らず初対面の人に与える第一印象は非常に重要です。第一印象が面接における60%を占めていると言っても過言ではありません。今回は入室時における印象の良い笑顔から入室のマナーについて紹介します。
笑顔のレベルは3段階
基本的には終始笑顔で、口角が上がっているように意識しましょう。また、笑顔には強弱があり3段階程度を抑えておく事で、会話時などでメリハリをつけることが出来、
相手に好印象を抱いてもらえるようになります。段階別に紹介見ていきましょう。
1.微笑
これは軽く口角が上がっている程度でOKです。ほほ笑みレベルです。
2.笑顔
口角をあげると同時に口を開き、やや歯が見える程度の笑みです。目が全然笑っていない人を多く見かけますが、口元だけでなく目も細めたり垂れ下げる事でより自然な笑顔になります。
3.笑い
面接時にここまでする事はほとんどないと思いますが、口をあけて声を出し笑う事です。面接官によっては気さくな人もいるので、相手のテンションに合わせて少し取り入れると、打ち解けたムードや共感および親近感を得やすくなります。タイミングを見計らって使用していきましょう。
基本はレベル1~2の微笑みと笑顔
入室時から着席までは、少し口元をあけた笑顔で自己紹介をすませましょう。話していある間は自然と口が開くので、口角と目元が強張らないように意識しながら笑顔で話しましょう。相手からの質問時など面接官の話を聞いている際には、レベル1の微笑みで耳をすませましょう。口元はしっかり閉じつつも口角をあげ、3回に1度程度の軽いうなづきや相槌をいれると尚好印象です。
入室から着席まで
ドアをノックしハキハキとした声で「失礼します」と声をかけます。このとき注意しておきたいのが、緊張と焦りから先方の返事を待たずに入室してしまう人がいますが、必ず「どうぞお入り下さい」の一声を待ってからドアノブをまわしましょう。入室後は椅子の横で立ったまま自己紹介をすませます。「○○××と申します。本日は面接の機会を設けて頂き、誠にありがとうございます。本日は宜しくお願い申し上げます。」と、名前だけで終わらせずにきちんとお礼を述べ会話を完結させましょう。この時はレベル2の笑顔で、面接官全員の目を順番に見ながら話しましょう。
この自己紹介時の第一印象でこの後の面接の流れは大きく変わるぐらい自己紹介の印象は重要です。自宅で何度でも鏡を前に練習して下さい。面接官から椅子への着席を促されるまでは、着席してはいけません。これはそれぞれの流れで違うので一概には言えませんが「面接官より先に椅子に座らない」「すすめがあるまで座らない」の2点のみを抑えておけば大丈夫でしょう。
自己紹介前に着席を促されたら素直に座って問題ありません。人は誰しも第一印象で相手を判断しがちです。特に面接は短時間内でのことなので、いかに好印象を持ってもらえるかが重要なポイントになります。第一印象の掴みはその後の面接の基盤になるので、好印象を掴みとれるように何度でも練習しましょう。
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