英語の語彙力を身につけるために勉強を行うとなると、覚えなければいけない単語がたくさんあり、果てしなさを感じてしまう人も多いでしょう。そのため、語彙力を身に付けるには、明確な目標を設定し、きちんとゴールを定めておくことが大切になります
。
しかし、例えば「1日10個の単語を覚える」と目標設定をしたところで、毎日違う単語を頭に入れた結果、1週間後には初日に覚えたうちの半分は忘れてしまった…なんてことになってしまっては本末転倒です。そこで今回は、語彙力を身に付けるにあたって効果的な目標設定の仕方と、覚えたことをしっかり身にするためのポイントをご紹介します。
目標設定は大まかに&細やかに
普通、単語などを覚える時は「1日に○○個」とか「1ヶ月で単語帳1冊を攻略する」と目標設定を行うと思います。これはどちらも間違いではありませんが、重要なのはこのどちらの方法も取り入れるということです。
例えば300ワード載っている単語帳を1ヶ月で覚えるとしましょう。そうすると、1週間に75ワード、1日に換算すると10〜12個の単語を勉強する計算になります。目標設定をする際にはこの「月・週・日」ごとに、どのくらい勉強すればいいのかを具体的に定めることが大切なのです。
目標を大きく掲げるのも良いですが「1ヶ月に1000ワードコンプリートしてやる!」と思っても、具体的に目標の細分化をしていくと「1日に30ワードも身に付けられない…」と気付けるでしょう。自分に無理のない目標設定をするために、この方法はしっかりと頭に入れておくべきです。
勉強した単語を忘れないために常に復習
上記の方法で、英単語を覚えるための具体的な目標設定が出来たとしても、毎日新しい単語を勉強していると、前に覚えた単語が頭から抜けていってしまうという経験した人も多いと思います。しかし覚えきれていない単語を、単語帳1冊終えるまで復習しないというのは非常に効率が悪いです。そこで、前日に学習した単語を復習するということも目標設定の中に含めるようにしましょう。
例えば1日15ワードの学習が可能であれば、新しく覚える単語は8ワードにして、残り半分は前日の復習に充てるという感じです。復習を含め2日間同じ単語を見て覚えにくいという単語があれば、それは自分の苦手な単語だと判断することもできるので、別な対策方法を考える必要もあると気付くこともできます。
以上、語彙力を身に付けるにあたって効果的な目標設定の仕方と、覚えたことをしっかり身にするためのポイントを紹介してきました。目標設定を明確にすることで、覚えるべき単語が多すぎて途中で挫折してしまうということも無くなりますし、1度触れた単語をしっかり身に付けられるような練習をすることも可能になるので、英語の語彙力を高めたいと思っている人は、ここで紹介したことを意識してみて下さい。
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