起業するには、起業家の適性を持っていなければいけないのでしょうか。テレビや新聞でよく見かける有名起業家のイメージといえば、決断力がある、人をひきつける魅力がある、自分の持論を持っているなど、ともすれば超人的なイメージばかりを思い浮かべるかもしれません。「あの人たちのようにならなければ、起業家にはなれないのか…」と思う皆さん、一度起業家の適性とは何か、そしてどうしたら適性が測れるのかということについて考えてみましょう。
一般的に言われる「起業家の適性」
一般的に言われる起業家の適性とは、
●行動力がある
●面倒見がいい
●責任感がある
●バイタリティがある
●元気・健康
●やると決めたことは絶対にやり遂げる
などといったものがあります。起業する時点で、これらの全てを兼ね備える必要はないですが、会社を設立して事業を進めていく過程で、どれも大切な要素です。「責任感がある」という点は、人を雇う場合にスタッフの人生も背負うことになるので外せません。途中で投げ出してしまうことができないという点でも、責任感は必要でしょう。また、人を雇う場合には、「マネジメントができること」が起業家の重要な適性となってきます。一人で仕事を進めていく個人事業主であれば、起業家自身が優秀なパフォーマーであればよいかもしれませんが、複数人で活動する場合はマネジメントができなければなりません。起業家を目指している人は自分に当てはまっている点があるか確認してみてください。
最も大切なことは「自分の可能性を信じること」
人間の能力には、それほど大きな違いはありません。しかし成功者とそれ以外の人とをはっきり分けてしまう要素は、 自分の可能性を信じているかどうかです。「自分は駄目だ」「自分はできない」と思ってしまう人は、魅力的なアイデアを打ち出して起業することは難しいでしょう。「自分はできる」と信じていると、前向きな気持ちになり、やる気が生まれます。起業は、最初から成功が確約されているものではありません。様々な困難を乗り越えつつ、あの手この手を尽くしながら、少しずつ事業を進めていくものです。辛い局面でも頑張るためには、自分を信じる力・やる気が必要です。どんなに知識・スキルが高くて人柄が良くても、やる気がなければ起業家として成功することはないでしょう。
起業するかどうか迷っている人は上記のことを是非参考にしてみてください。
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