SEO(検索エンジン最適化)対策を行う上で、まず基本的なことを知っておく必要があります。それは、検索順位はGoogleが定める基準に即しているかどうかで決まる、ということです。 つまり、Googleが定める基準に反したことをやってしまうとサイトの評価が下がり、検索順位が低下してしまうのです。最悪の場合、スパムサイトと認定されると検索結果から削除されてしまいます。サイト管理者は、SEO対策で起こりうる問題点を意識し、常に対処法を用意しておく必要があります。
外部リンクを意図的に貼らない
少しでも多くのユーザーに訪問してもらいたいという気持ちが強いあまり、ひたすら自社のURLを登録サイトに貼り付ける人がいます。特にサイト開設して間もない頃にやってしまいがちな間違いです。さらに、リンクを貼ってくれるSEO対策業者に依頼する人もいます。しかし、検索順位を決めているGoogleは自作自演の被リンクは、SEO的にほとんど無意味であると発表しています。SEO専門業者に依頼したことで、短期間で何千ものサイトに意図的にリンクを貼られ、結果的に、サイトがスパムサイトと認定されるケースもあります。リンクのみを主とした対策を行うことと、明らかな自作自演行為はサイトの評価を下げてしまいます。
コンテンツについて
コンテンツのボリュームやクオリティが大事だからと言って、他サイトの文書をコピペする行為はサイトの信頼性を下げるだけでなく、著作権に抵触します。コンテンツはあくまでもオリジナルで制作するものと改めて認識しましょう。また、同じ言い回しや文章表現を過度に使い回すのは避けましょう。特にページタイトルが重複することは、ユーザーに不快な思いを抱かせてしまいます。わかりにくいサイトというのは、当然Googleからの評価も下がります。
サイトには必ず基本的なテーマや目的が存在します(もし存在しないのであれば、何のためにサイトを開設したかを今一度振り返り定義しましょう)。基本テーマをベースに各ページを構成し論理的構造にしていくという前提を忘れないようにしましょう。見出しや階層が適正かどうかを意識したサイトがユーザーにとって利便性が高いのは言うまでもありません。SEO対策を意識するあまり、コンテンツとして最低限のミスを犯さないよう常に注意しておきましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう