プログラミングを学ぼうと思うきっかけは様々です。しかし、どこから勉強すべきなのか分かっていなければ、効率の悪い勉強をしてしまい、途中で投げ出してしまう可能性もあります。今回はプログラミング初心者がどう勉強を進めるべきかという事ついて説明していきたいと思います。
1. HTMLができるなら、まずはJava ScriptとjQuery
本来はHTMLは基礎中の基礎というところですが、プログラミングを始めようという人なら、たとえ初心者でも比較的いろいろな場面で目にしているはず。HTMLがある程度わかるということなら、まずはJavaScriptを試してみましょう。
静的なHTMLに動的な要素を持ち込むのがJavaScriptです。簡単なアニメーションを作ったりページに動きを出したり、時計やブラウザを表示したりと、生き生きとしたページを作ることが出来るようになります。
時刻を表示したり、簡単なゲームも作ることができるので、JavaScriptはいわば手軽にページを豊かにすることが出来る言語。
また、JavaScriptがある程度理解できるようになったらトライして欲しいのが、jQuery。jQueryは複雑なJavaScriptを簡単なコードで書くようにするための言語です。jQueryに慣れたらJavaScriptを書かなくても楽にコードが書けるようになるので、記述を練習してみたらよいでしょう。
2 PHPを書いてみよう
現在使われている言語で、総合評価が最も高いと言われているのがPHPです。覚えやすさ、使いやすさ、機能性、実用性のどれもを兼ね備えているのがPHPで、実際にエンジニアの仕事に就くと、書かされることの最も多い言語の一つです。
スクリプト言語にはクライアントサイドスクリプトとサーバーサイドスクリプトの2種類があり、前者がクライアント側のWebブラウザで処理を行うスクリプトで、上に挙げたJavaScriptなどがこれに当たります。
ただし、クライアントサイドスクリプト最大にして最悪の欠点は、スクリプトがクライアントの側で実行されるため、ユーザーの使用されるブラウザの種類やバージョンによってはスクリプトを出した側の意図とは全く違う結果になる可能性があるということです。
PHPはサーバーサイドスクリプトなので、その意味でも学んでおいてほしい言語と言えます。まずはApacheなどを使い、サーバーを通さずにローカルで動作確認をしながら、きちんとしたコードが書けるように練習する必要があるでしょう。
また、WordPressなどPHPでの改造ができるフレームワークも多数出回っているので、真っ白なところからやるよりも改造から手を付けてみると、自分の技量を知るという点からも有効な勉強の手順だと言えるでしょう。
PHPまで辿り着けば、あとはC言語やRubyなど共通点があるため、どの言語でもある程度は勉強しやすくなっているはずです。まずは基本のHTMLと実用的なPHPで、プログラミングの基本を覚えてから、必要に応じた言語を学んでいくとよいでしょう。
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