企業がTwitterを始めるならば効率よく宣伝したいものです。しかし、今までの広告手法とは違ったSNSという形態に戸惑っている企業も多いでしょう。ここでは企業がTwitterで効率よく宣伝するにはどんなつぶやきをすればいいか紹介します。
共感を得られやすい話題でリツイートを稼ぐ
Twitterではフォロー数よりリツイート数を上げることが効果的です。たくさんの人からリツイートされると自然にフォロー数も増える傾向があります。リツイートされやすいツイートの特徴は、顧客にとって驚きや共感、有用な情報があるものです。また、キャッチーなフレーズが含まれていたり【拡散希望】などのワードがあるものもリツイートされやすいです。広がりやすいテーマとしては、動画や食べ物、有名人や名言などが上げられることでしょう。
フォロー数はリツイート数ほど重要でないことは先述しましたが、フォロワーが誰もいなければツイートしても広がることはありません。そのため、最低でも500人ほどのフォロワーがいればよいでしょう。また、核になるフォロワーも重要で、実際に会って親しくなった人達ほどリツイートしてくれる傾向にあるでしょう。このようなフォロワーを5から10人いると情報の拡散率も高まります。
宣伝を前面に出しない親しみやすいつぶやき
Twitterを上手に利用している企業も多くあります。例えばシャープ株式会社のアカウントは、2月22日のネコの日に自社を「ニャープ」と名乗り、語尾に「ニャー」を付けたツイートをしています。絵文字や猫の写真を加えるなどしたその日にかなったツイートが人気の秘密なのです。製品の広告もあるにはあるのですが、呟きと製品のプロモーションのタイミングが絶妙です。時にはアニメネタなども加えて、ネットユーザーの嗜好も意識しています。
吉野家のアカウントも牛丼屋さんにちなみ、挨拶を「こんにちぎゅう」や「こんばんぎゅう」にするなど、とてもユニークです。「ぎゅう」という言葉はアットホームな雰囲気を与える効果もあります。顧客とも適度に会話をすることでユーザーとの距離を縮めることに成功しているのです。
そしてじゃらんのアカウントである「にゃらん」。このアカウントでは、イメージキャラクターのネコのにゃ欄とその弟子による旅行記のような体裁を取ったツイートになっていて非常に面白いです。にゃらんの写真もネコ好きにはたまりません。宣伝には、キャンペーンやイベントを設けるなど、フォロワーを喜ばせる工夫も忘れません。
Twitterはソーシャル性が強いため、そのキャンペーンがフォロワーの獲得や広告目的であることをユーザー側に悟られてしまうと上手く集客に結びつくことはありません。露骨な広告だとは思わない、ついリツイートしたくなるようなつぶやきを繰り返すのが企業の上手なTwitterの使い方でしょう。
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