意思決定がうまく出来ないとき、多くの人は内的要因に原因を求めます。しかし、そのほとんどは内的要因と外的要因が非常に巧妙にからみあってそうなってしまています。
そして、その二つを解きほぐしていくことが意思決定出来ない自分に打ち勝つ方法となるのです。ここではその方法について紹介していきます。
1.内的要因の要因を考える
意思決定をせまられた時に自信をもって答えを出すことが出来ないという人は多いのではないでしょうか?しかし、それで自分を責めないで下さい。
人は生まれながらにしてネガティブな人などそうそういません。成長していく過程で自分を守るために殻を作ってしまうのです。
つまり、自身のなさというのは外的要因によって起きたものなのです。けれど意思決定ができない方はこれを混同してしまいがちです。内的要因を装った外的要因であることに気づくことは意思決定ができない人にとって大きな前進になるのです。
2.外的要因との戦い
真の原因が外的要因だと気づいたら次にやることはその自分を苦しめたものと戦うことです。そして外的要因によって引き起こされた自分の中のネガティブな感情は同じ外的要因によってしか癒すことができないのです。
日常生活で得られる些細な人の優しさや自分が受け入れられた時の喜びを大切に心の中に集めて下さい。そうして小さいときに傷つけられた自尊心を癒すのです。癒されてゆくうちに自分の中で自信が溢れてくるのが分かるでしょう。そうなれば自己決定をスムーズに出来る日もそう遠くはないです。
3.後戻りしてるわけではない
外的要因によって傷ついた心はそう簡単に変わってはくれません。一見すると癒せたように見えてもまた傷口のかさぶたが剥がれることもあるのです。
再びネガティブな感情が襲ってきても心配しないで下さい。自分が昔の感情に後戻りしているような気がするかもしれませんが、決してそんなことはありません。要因に気づくことでもうすでに、後戻りできないほど大きな第一歩をすすんでいるのですから。
4.まとめ
最後に、過去のトラウマを解きほぐしていくことは非常に辛い気分にさせると思いますが、それは必ずや自分自身にプラスとなって返ってくるのです。
そのことを常に忘れず自分自身に向き合っていくことです。そして身についたものは絶対にブレないゆるぎないものへとなってゆくのです。どんなに苦手な人でも絶対に意思決定がスムーズにできるようになるでしょう。
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