英語には感謝を示すためのいろいろな表現のしかたがあります。英語で感謝を示すときに使う表現の仕方は、その感謝の重さによって違います。軽い感謝の表現、深い感謝の表現があります。一般的に短いフレーズはカジュアルな印象を相手に与えるので、比較的軽い感謝をしたいときに短いフレーズが使われます。逆に長い英語のフレーズはフォーマルな感じになるので丁寧で礼儀正しい印象になり、真剣に感謝したいときや人にたくさん助けてもらったときなどに使うことになると思います。
1. 軽い感謝の表現
小さな親切を受けたときの、便利な英語の感謝の表現のフレーズを紹介します。
Thanks.
Thank you.
Appreciate it!(助かります!)
"Thanks" の後に名前などを続けると、より親しみが出て感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
Thanks darling.
Thank you Mary!
アメリカ英語ではあまり使われませんが、イギリスやオーストラリアの人には、"Cheers!" (乾杯!)というのを、"どうも!"や"どうもありがとう!"と同じ感覚で感謝の気持ちを伝える時に使うことができます。
2. すこし重みのある感謝の表現
自分のために何か大変な事をしてくれた人やたくさん親切にしてくれた人に、もっと深い感謝の気持ちを伝えるための英語表現を紹介します。
Thank you so much.
Thank you very much.
"Thank you"の後に"so much"や"very much"を付け加えることで、感謝の重みが増します。
Thank you so, so much for coming.
(来てくださって、本当にありがとう)
この表現は、"so"が2回使われているので、カジュアルで少しユーモラスな英語の感謝の表現になります。もっと丁寧に感謝の表現を示したいときは、"so"を一回にし、"Thank you so much for coming"と言うようにしてください。
3. 礼儀正しく丁寧な感謝の表現
I am so thankful for having you in my life.
(私の人生で、あなたに出会えたことに、とても感謝しています)
この表現は、とても強い感謝の感情が感じ取られます。
I want to thank you for all the support you have given me.
(みなさんのたくさんのお力添えに対してお礼を申し上げたいと存じます)
この表現は、公の場で行われるスピーチのときに頻繁に使われるフレーズです。
4. 職場で使える感謝の表現
Thank you very much for having my back.
この表現は、仕事で困っているときなどに助けてくれたり励ましてくれた同僚などに感謝の気持ちを伝えたいときに使う表現です。
Thank you so much! I could not have done it without you.
(本当にどうもありがとうございます!あなたの助けなしでは、この仕事は、できなかったです)
自分が、とても難しい仕事を成し遂げて、たくさん一生懸命働いた後、励ましてくれた人たちに感謝を伝えたいときに、このフレーズを使うことができます。
5. その他の感謝の表現
I owe you!
自分が困った状況に置かれて本当に大変だったときに、友達が損をしてでも自分を助けてくれたときに、"I owe you! "(借りが出来たね!)と言うことで次は私があなたを助ける番だと伝えることができます。
一口に感謝と言っても、シチュエーションによって使い分ける必要があります。その時にぜひ参考にしてもらえればと思います。
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