企業がLINEを使うのであれば、上手くLINEの性能を利用しキャンペーンを行うべきでしょう。しかし、「どうすれば良いの…?」と頭を抱える企業の担当者も多いのでは?ここでは、LINEキャンペーンの具体的な活用法を紹介していきます。
【1】キャンペーンの実例
LINEでキャンペーンを実施する方法はいくつかあります。一番メジャーな方法は、LINEスタンプを用いるという方法ではないでしょうか。また、ただ単にスタンプを配布するのではなく、キャンペーンとしてかつて行われたサービスに「LINEマストバイ」というものがあります。
これは企業の商品購入者のみを対象に、オリジナルスタンプを配布できるサービスです。「LINEマストバイ」は対象商品購入後、商品パッケージに明記されているシリアルコードを特設サイト上で入力することでオリジナルスタンプを獲得できる仕組みとなっていました。このような仕組みを用いることで、消費者の購買意欲を上手く喚起したのです。
また、LINEスタンプ自体を商品とし、購入してもらったり、友だちにプレゼントしてもらったりすることで、他の抽選に参加する権利が得られるというキャンペーンも実施しました。さらに、他の企業とコラボレーションすることにより、特別感のあるLINEスタンプを生み出したり、クーポンを提示する方法など、種類は様々です。
【2】キャンペーンの拡散方法
LINEではキャンペーンを口コミで広げる事もできます。アプリには、起動時のURLが存在します。そのため、起動URLとプリセットする投稿内容をセットにして送ることで拡散能力を持たせることができます。LINEは、拡散力という意味ではFacebookやTwitterよりも弱めです。しかし、LINEにはプッシュ通知とい強力なキャンペーン拡散方法があります。
企業のアカウントと友達になってくれた人達全員に対して、プッシュ通知を送ることができるのです。プッシュ通知がくれば、嫌でも一度はキャンペーンの内容を見るため、無視されるということはなくなるでしょう。
例えばローソンなどはLINEで「Lチキ」を1つ無料にするというキャンペーンを行った結果、瞬く間にTwitterで3000リツイートされるなど大きな反響を呼びました。FacebookやTwitterは更新の頻度が激しいため情報が流れていきやすいですが、LINEはプッシュ通知されるとともに、一定の人達としかやり取りをしないため情報が流れていきにくいのです。こういった特徴を上手く理解しつつ、活用すべきではないでしょうか。
LINEを用いてキャンペーンを行うことは、顧客と企業が上手く関わっていくのに非常に役立ちます。ソーシャルメディアマーケティングの効果を高めていきたいと考えている企業の担当者は一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう