スティーブジョブスといえばKeynote。シンプルで明確なプレゼンテーションにとって重要なのは内容であり、ドキュメントの作り込みではありません。
Keynoteを使って、クールでシンプルなプレゼンテーションをしたいのであれば、アニメーション機能を使いこなすべきです。しかし、アニメーションを凝り過ぎると作成に時間がかかってしまうでしょう。ここでは、Keynoteで効率良くアニメーションを作成するポイントを紹介します。
1. アニメーションはコピペ
ドキュメントを全て完成させてからアニメーションをつけるのではなく、ドキュメントを作りながら同時にアニメーションもつけましょう。スライドごとに見出しをつけて、それら見出しにアテンションとなる動きをつけるということです。ページごとにそれぞれ違う見出しがありますが、動きは全部同じにすべきです。そういった場合に、すべて文字を打ってから、ひとつひとつにアニメーションをつけると、かなり時間がかかってしまいます。
まずひとつだけアニメーションを付けてから、それをコピペし文字だけ変えること。そうすると、アニメーションごとコピペされるので、ひとつひとつにアニメーションをつける必要はありません。よって相当な時間短縮になるはずです。
2. ビルドのプレビュー画面で確認
アニメーションをつけたとき、いちいちスライドショーを再生していては無駄に時間がかかってしまいます。そんな時、簡単に確認できるのがビルドのプレビュー。ビルドとは、インスペクタをクリックして出てくるボックスにあるアニメーションをつけるためのタブのことです。
オブジェクトにアニメーションを付けるときは、ここのタブから行います。エフェクトを選択したら、ビルド内の上にあるサムネイルをクリックして下さい。すると小さい画面ではありますが再生されるのが分かるはずです。簡単なディゾルブや、ムーブインなどはこの小さな画面でも十分確認可能ですので、時間節約のために活用すべきです。
3. 過去のKeynoteスライドを上手に活用する
Keynoteスライドをたくさん制作したことのある人なら、大体どんなアニメーションが自分のプレゼンテーションに合うか分かっていると思います。ですので、新しいスライドを作る際に、ゼロからから始めるのではなく、過去のスライドをうまく再利用して作ると時間の節約になるはずです。
エフェクトの種類はたくさんあり、どの表現がいいか全て試してみたくなりますが、すべて試してみた結果いつもと同じエフェクトを選択…となることはないでしょうか?過去のスライドは、自分が話しやすいテンポと演出だということを理解し活かすこと。過去のスライドという財産を活かすことが最大の時間短縮の技ではないでしょうか。
以上がKeynoteのスライドを短時間で作成するためのポイントです。Keynoteは巧く使いこなすことが出来ればプレゼンテーションをする上で素晴らしいツールとなり得ます。たくさん使って自分のモノにしていきましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう