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チームで仕事をする時に役立つビジョンの役目と策定方法

Tobayashi

2014/02/28(最終更新日:2014/02/28)


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チームで仕事をする時に役立つビジョンの役目と策定方法 1番目の画像
 チームで何か一つの物事を達成するためには、事前にビジョンを策定しておくことが必要になります。ビジョンを初めに提示しておくことで、皆一つの物事に向かって問題を解決していくことができます。ここでは、チームで課題を達成する際のビジョンの描き方や方法についてご紹介します。

「想い」を掲げる

 物事を進めるために一番のキーポイントになってくるものが「想い」です。それは、自分は何のためにその仕事をしているのか、何のためにこの会社は存在しているのかといったことです。

 「想い」は仕事をするために必要なエネルギーの根本的な部分にあります。そして、チームにおける共通の「想い」のことを「ビジョン」といいます。ビジョンでは、想いを実現するための目標を掲げ、誰もがそれになって一丸に行動することで生まれてくるものです。「どのような存在になり、どのように働きたいのか」という共通の目的を作り上げることで生まれてくるのがビジョンです。

 また、ビジョンを策定する際にすべきでない間違いとして、業務課題を羅列するということが挙げられます。これはビジョンが曖昧になってしまう原因でもあるため、まずはお互いが「想い、感じる」という部分でビジョンを描かなければなりません。

ビジョンを策定する方法

 大きな模造紙をアイランドテーブルに広げることで、その模造紙に自分の意見を書きます。個人個人の想いや考えていることを書き出し可視化することにより、チームでの考えがまとまって分かりやすくなってきます。更に、各自がその想いに対するコメントをする時間も設け、より積極的にお互いの話を聞き会うことも大切です。

 その思いに対する熱意を表現した後には、そのことについての質問コーナーなども設けます。質問コーナーを設けることでよりビジョンが具体化するからです。さらに、その事について自分はどう思ったかなどといったことをお互いにディスカッションすることで話に広がりを見せ、内容を俯瞰することができるでしょう。最終的に、それら大切な「想い」の部分を、全員の意見が合致した部分を寄せ集め、まとめ上げることでチームでのビジョンを策定することができます。 

 このような方法でビジョンを策定することで、誰もが納得のいくビジョンを掲げることができてチームにも統一感が生まれます。チームに適したビジョンを描き、そこへ向かって進んでいくようにしましょう。

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