昔は結婚と同時に寿退社をする女性が主流でしたが、今や時代は変わり、結婚・出産後も女性は仕事を続けるようになりました。更にはキャリアアップのために転職をし華々しい活躍をする女性も増えてきています。しかし転職はしてみたものの、思ったような処遇ではなかったといったケースもあると思います。転職をすることは時にリスクもつきものです。ここでは、キャリアアップを目的として転職をする場合の注意点についてあげてみたいと思います。
1. 求人内容をきちんと確認する
キャリアアップが目的で転職をしたにもかかわらず、思ったようにキャリアアップ出来ていない、自分の想像していた仕事像ではなかったという事になってしまっては、転職した意味がなくその後も無駄に転職を重ねていく事につながりかねません。自分のキャリアプランはどういったものなのかをよく熟考し、本当にそれに見合った転職先を根気よく探していく事が重要です。
まずは、転職情報会社や公共機関等が実施するキャリアアップセミナーに参加したりキャリアアップに関する書籍を読むなど多くの意見に触れ参考にし、自分にとってのキャリアアップはいかなるものかを客観的によく考えてみましょう。また仕事選びについては「縁」の要素が強く、思ったような仕事にすぐに出会えるとは限りません。先方の処遇が大体あっていればOKとばかりに飛びついてしまってはきっと後悔するでしょう。転職エージェントに複数登録する、新聞やインターネットサイトの求人欄をチェックするなど、幅広く情報を集めこだわって転職先を探すことをおすすめします。
2. ライフプランも考慮する
女性においては、仕事をしていく上においてプライベートプランも加味していく必要があります。具体的には、現在独身者の場合であれば結婚や出産等を経た場合その後どのようにキャリアを構築していきたいのか、また、現在既婚者の場合であれば家庭(家事)と仕事の割合をどの程度にしてキャリアアップをしていきたいのか、という点です。
採用する側が転職してくる応募者に対して気にするポイントの一つは、なぜ転職してくるのかという点です。採用したもののすぐに辞めてしまうような人では困るからです。自分にとっても最良な転職とするためには、仕事人生だけではなくあらゆる角度で人生を見据えたプランニングをしていく方が、自分にとっての仕事のあり方がより鮮明に見えてきますし、無駄に転職を重ねたり、キャリアアップのために転職したものの環境の変化で結局辞める事になってしまうといったリスクを避けて転職先を探す一つの大きなポイントにもなってくると思います。
女性の場合は結婚や出産、育児を機に自分の生活環境が大きく変わるので、そういった「未来」を予測しながら自分の現在の仕事のキャリアアップを考えていく事はとても難しいことであり、その時の状況に合わせ柔軟に対応していくほかないのも実情ではありますが、色々な情報を集め多くの先輩方から話を聞いて、自分なりの人生設計をし充実した仕事生活を送って頂きたいと思います。
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