最近では職場内の結婚を推奨する企業も出てくるなど、社内結婚をするカップルが増えてきています。社内結婚をするとなった時に注意しておきたいことは職場の上司に結婚の報告をいつするかです。
ここでは、職場へ結婚の報告をするタイミングと上司への伝え方を紹介したいと思います。
職場へ結婚を報告するタイミングと順番
社員同士の結婚は会社や職場に少なからず影響を与えるものだからです。例えば、新婚旅行での長期休暇を取る場合、その間の担当業務は他の人が代わりに行わなければなりません。そういったことを考えると、3ヶ月前~4ヶ月前までには、結婚報告を行なっておくことが望ましいでしょう。ただし、職場によってはいろいろと状況が異なる場合があるので、かならず社員規則を確認するようにしましょう。
また、結婚の報告を行う順番は下記の通りです。
①直属の上司
②指示によっては上長への報告(上司が行なう場合もあります)
③指示によっては職場への一斉報告(先輩から順番に報告して回る時もあります)
④職場の同僚・友人への報告
絶対に避けなくてはならないのは、嬉しさのあまり、仲の良い同僚や友人に話してしまったことが、自分が報告する前に風のうわさで上司の耳に入ってしまうことです。上司は部下の動向を知る義務がありますが、自分が最後に知ることになってはメンツが丸つぶれになってしまいます。結婚後もそのまま働くつもりであれば、なおさら、結婚報告は必ず上司から伝えましょう。
上司への結婚報告の伝え方
職場の上司は忙しいものです。そのため、必要な内容を簡潔に伝えることが好まれます。結婚を報告するにあたって、職場の上司が最も知りたいことは、「(結婚する)本人は結婚後も働く意思があるかどうか」という点です。
女性が結婚する場合は、将来的に出産を希望しているかどうか、ということも上司は確認したいかもしれません。結婚の報告をする際には、自分から、結婚後の就業の意思と妊娠・出産への希望などを伝えられると良いです。
また、結婚相手の職業・職種によっては転勤の可能性が高く、そのうち転居を余儀なくされるかもしれません。パートナーの業務内容によって、自分の異動・転勤、または退職を申し出なければならない可能性があることを、結婚相手のプロフィールを紹介する際にあわせて伝えてもよいかもしれません。
タイミングとしては、忙しい時間を避け「少しお時間をいただけますか?」と確認したうえで報告をしましょう。運良く業務計画や面談の時期と重なった場合には、そのときを逃さずに報告すれば、会社にとっても自分にとっても好都合です。もちろん、職場や雇用形態によって様々な対応となるので、社員規則や契約状況などをしっかり調べ、誰に報告することが最もよいのかをよく考えたうえ、落ち着いて報告しましょう。
職場へ結婚の報告をするタイミングと上司への伝え方を紹介してきました。社内結婚をする以上、報告に関してはきちんとするようにしましょう。
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