起業家は、1日何時間寝ているのでしょうか。それを想像すると、起業家は一日中働いているので、結果的にほとんど睡眠時間がないというのが一般的なイメージではないでしょうか。
1日は24時間であることは、誰にでも平等に与えられた条件です。起業家は、特に起業してから一定の軌道に乗るまでは仕事に費やす時間が多くなるので、睡眠時間など無いのではないかとも思ってしまいます。実際にはどの程度の睡眠時間を取っているのでしょうか。数名の起業家の方を例に挙げて、考えてみます。
平均の睡眠時間は4時間程度
著名な起業家の睡眠時間として多いのが、4時間程度です。例えば、渡邊美樹さんはワタミの社長だった頃で4時間、マネックス証券の松本社長は3時間か4時間半、ソフトバンクの孫社長は3~5時間、パナソニック創業者の松下幸之助さんも4時間程度なのだそうです。
あの浜崎あゆみさんも3~4時間の睡眠なのだとか。短時間睡眠に慣れてしまうと、逆に長く寝過ぎると日中眠くなり集中力が持たないというケースもよくあるようです。
8時間以上睡眠時間を確保する人も
堀江貴文氏は、起業したばかりの多忙な時期においても、8時間の睡眠時間をは必ず確保するよう心がけたそうです。というのも、堀江さんは睡眠時間を一定確保しなければ次の日の仕事に影響をきたすからだそうです。しかし、仕事の時間と睡眠時間を確保する代わりに、他に削ることができる時間は徹底して削っています。例えば、会社にベッドを持ちこみ、食事は買ってくるか出前を取るかして仕事をしながら食事をとったそうです。
確かに、通勤時間が短ければその分時間を有効に使えます。また家事についても掃除は電動自動掃除機、食器洗いは食器洗い機に任せれば、家事の時間を削減できてその分時間を生み出すことができます。睡眠時間を削って体調に支障をきたせば、元も子もありません。仕事の時間を捻出するために、睡眠時間を削るよりも、他に削れる時間がないかどうかを考え、徹底して削減することは誰にとっても有効な方法であると思います。
はっきり言って、起業家にとって最適な睡眠時間というのはを断言することはできません。個々人の体調により3~4時間でも平気な人もいれば、7~8時間確保しなければ翌日に響くという人もいます。大切なことは、 健康な状態を保つことができる睡眠時間を自分自身で把握することです。起業家は体が資本です。起業してから事業が軌道に乗るまでは、休みなく働かなくてはならないことも多いでしょう。そのためには、自分にとって最適な睡眠時間を日々確保することも、起業家の仕事の一環と言えるのではないでしょうか。
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