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プログラミングを勉強することで得られるメリット

Kazuhiko Tanabe

2014/03/04(最終更新日:2014/03/04)


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 プログラミングを勉強することは、様々なメリットがあります。それは大きく分けて二つの点からみることができます。プログラムを作り上げたその結果から得られるものと、プログラミングという作業そのものから得られるものです。では、それぞれにどのようなメリットがあるのかを見ていきたいと思います。

「業務の効率が大きく上がる」

 実践的な面で見てみます。普段PCで行っている業務があり、同じ作業を繰り返しているとします。それを一度に処理できるようになれば、当然仕事の効率は上がるわけです。そして、自分の仕事を分析してどこを効率よくできるか調べてプログラミングにより作業化できるのです。ここでもメリットは二つあります。プログラミングの勉強になるということと、自分の業務についてより深く理解できるということです。その中で、今までは気づかなかった課題や問題点を発見することもできるようになります。

 すなわち、仕事を見る視点が広がるということです。そして今までは当たり前のようにこなしていた業務に、改善点を見つけ出すことができるようになるのです。そしてプログラミングを勉強することでそれを改善し、より良い仕事ができるようになります。

「プログラミングの課程で身につく能力がある」

 プログラミングを勉強していればわかってくることですが、プログラムにはバグがつきものです。そしてそのバグを取る作業、デバッグがまたやっかいな作業となります。そこで必要になるのが、どこに問題があるのか仮説を立てて検証する。その作業の繰り返しです。

 つまりここでも、問題把握能力と解決能力が養われていくのです。これはプログラミングを勉強する課程で生まれる副産物とも言えるものです。そしてその能力は、普段の業務の中でも活かされていきます。プログラムを組み上げる結果のみならず、プログラミングという作業自体にも、自分のビジネス力を上げるというメリットがあることがわかれば、より真剣に取り組むことができるのではないでしょうか。

「ものを作り上げる喜びを知る」

 たとえば事務作業ですとか、どちらかと言えば単純作業が多い人なら、あまり大きな仕事に携わることはないかもしれません。しかし、プログラミングを行うことで、ものを作り上げることができます。それも自分が設計し、改良して生み出したものです。

 そのクリエイティブ感を存分に味わうことができるという利点もあります。やはり無から何かを生み出すということは楽しいものです。それも、自分だけのものとなるわけですし、これからの自分の業務に大きく貢献してくれる可能性だってあります。今携わっている業務に全く関係がないものだと思っても、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

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