フリーランスで働くと、案件の受け入れや調整も自分でやる機会が増えてくると思います。どうしても時間的にも物理的にも間に合いそうもないことが明らかな案件を安易に引き受けることはできませんよね。そしてなるべくなら穏便かつ丁寧に断りたいと思うはずです。そんな時のために上手な案件の断り方のメール作成のポイントをご紹介します。
お礼と謝罪の気持ちを記載する
せっかく自身へ案件を持ってきて下さったクライアントへのお礼と、本来であれば引き受けたかった旨を伝えましょう。何も言わずに事務的なメールではやや冷たい印象を与えてしまいます。「今回はダメだったが次もこの人にお願いしたいな」と先方に思ってもらえるように、きちんと気持ちは伝えておきましょう。フリーランスは技術と信頼と人柄で仕事量が変わります。誠意をもって伝えるようにしましょう。
引き受けてしまうと迷惑がかかる理由を伝える
指定納期に間に合わない理由を正直にちゃんと伝えましょう。そして、無理をして間に合わせてもクオリティも満足いくものができない可能性がある為、結果としてクライアントに迷惑をかけてしまうので引き受けられない、などといった理由を記載します。自身よりもクライアントのことを第一に考えているということが伝わるようにしましょう。
案件調整もしくは代案を送る
はじめに指定された条件では時間やクオリティの維持が難しいが、納品日や案件内容を変える事で可能になるような、代案を送るというのもよいメールの文章と言えるでしょう。例えば「○月○日では少々厳しいのですが、○月×日まででしたら可能です。お急ぎでしたら恐縮ですが、×日の納品でも間に合いますでしょうか?」などというように調整可能かをうかがいましょう。ただ断るだけではなく、可能にするためにどうしたらよいか具体的に記載しましょう。
ここでは、フリーランスの方が相手に失礼を与えないメールでの案件の断り方を紹介しました。クライアント側は「技術・信頼・人柄」全てがクリアされた、安心感のある方と仕事をしたいと思っています。案件を断らねばならない事態でも、ただ事務的な冷たいメールを送るのではなく誠意のある断り方をする事で次の仕事へつなげられるようにしましょう。
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