エンジニアといってもいろいろな分野があります。情報工学系のエンジニアや機械系のエンジニア、電気工学系のエンジニアなど、様々な職種、仕事があり、それぞれの仕事はそれぞれ高度な専門知識を必要とします。ですがここでは最低限どこのエンジニアになるにしても必要な知識というものを紹介したいと思います。
1. パソコンの知識
今日、どのような仕事であっても紙で遂行するということはありません。情報工学系のエンジニア、それこそシステムエンジニアやプログラマーなどはもちろん、設計の人はcadを使うためにパソコンを使いますし、化学系のエンジニアであっても、物理光学系のエンジニアであっても、MatLabなどのソフトを使うことがあります。そうしたときにパソコンの基礎知識がないと困る場面が出てきます。OSとは何か、CPU、HDD、SSD、ソフトとはといったことはもちろん知っている必要がありますし、簡単なプログラム経験はどこに言っても必要となるでしょう。最低限、CやJavaといった基礎的なプログラミングは経験し知識を持っておくほうがいいと思います。
2. 数学的な知識
大学を卒業したての学生が会社に入社し、今まで自分がやってこなかった仕事を受け持つことになったとき、一番役に立つものは何かと聞かれれば、これは数学でしょう。英語と迷うところでもありますが。数学、基本的な解析学、線形代数学、それから微分方程式などはどの分野に行っても必ず使う基本”言語”です。これらの数学的な素養は最低限蓄えておく必要があるでしょう。逆に言えば、これらをきちんと理解していればそれはものすごい武器になると言えます。
3. 英語力
2でも少しふれましたが、英語力も最低限の知識(知識ではないかもしれませんが)必要でしょう。例えば研究よりの開発業務を行うことになったときは英語で書かれた研究論文を読むことになるでしょう。またプログラミングでつまずいたときに見る海外の説明サイトやフォーラムも当然英語です。英語の情報量と日本語の情報量は桁違いなのです。もしこれから先エンジニアとして自分の知識を加速度的に高めていきたいならば、情報収集のために英語力を最低限つけることは必要であると言えるでしょう。
いかがでしょうか。ここにあげたものはエンジニアとして最低限必要な知識です。それぞれの分野によってさらに必要なものは増えるでしょう。しかしまずは上記の3点を押さえるようにしてみてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう