起業する際には必ず資金が必要になってきます。資金は多ければ多いに越したことはありませんが、何千万円も用意できるような起業家は稀ですし、最低限必要な資金の目安は事前に分かっていたいところです。では、シンガポールで起業する際に必要な資金とは一体どの程度なのでしょうか。
シンガポールの会社設立に必要な資本金
最低SGD1から会社は設立可能です。しかし、必要に応じて設立後に増資するのが一般的でしょう。資本金の通貨ですが、シンガポールドルの他にも、アメリカドルやユーロ、日本円などの使用が可能になります。ただし、就労ビザを取得するのであればある程度まとまったお金が必要になります。これは、日本円にして約700万円程度といったところでしょうか。
シンガポールで起業の際にかかる費用とは
シンガポールで会社を設立する際には、会社名を決めたり、取締役を決めたりと、様々なプロセスを経る事になります。会社設立の際には、定款の作成費、法人設立費用や登記住所賃貸料などがあります。これらは合わせて概ね32万円程度必要です。また、会社を登録する際にも費用がかかり、これは6万円ほどとされるため、合計で38万円程度くらいでしょうか。銀行口座を開設していない場合にはさらに負担が大きくなります。
設立後にかかってくる費用
シンガポールは東南アジアの中でも有数の大都市になってきました。物価や人件費などは、確実に上昇してきています。そして、法人の維持、運営費においてもある程度の資金が必要となってきます。オフィスのレンタル費用や会計業務一式など、想像以上に資金は必要です。おおよそで考えたとしても運営維持費に関しては50万円から100万円以上は見て置くのが良いでしょう。
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