HOMEビジネス 履歴書で責任感をアピールするための各欄の書き方

履歴書で責任感をアピールするための各欄の書き方

Riko Kaneda

2014/02/28(最終更新日:2014/02/28)


このエントリーをはてなブックマークに追加

履歴書で責任感をアピールするための各欄の書き方 1番目の画像
 面接をする際、履歴書は企業側と就職希望者側をつなぐ大切なツールとなります。また面接の時間だけでは伝えきれない、自己アピールができる大切な書類です。ここで自分のことをきちんとアピールすることはスムーズに面接に進むためにもとても大切です。その中でも自分の責任感や積極性を企業にアピールできる履歴書とはどんなものでしょうか。

○写真

 書類選考がある場合、写真で第一印象が決まります。暗い表情や崩れた服装の写真から責任感は伝わってきません。服装や髪型はビジネススタイルを意識し、清潔感を出しましょう。表情は伏し目がちだと自信がない印象になります。口角を上げ、目を少し大きく開き意欲的な印象を与えましょう。またスピード写真より、写真スタジオでプロに撮ってもらう方が表情の良い写真になります。裏に名前を記入し、履歴書の書き損じを考えて最後に貼りましょう。

○学歴・職歴

 一般的な履歴書では中学卒業以降の学歴を記入します。それぞれの入学年月日、卒業年月日を記入し、専門学校や大学は学部や学科についても書きます。中途退学の場合は、その理由も記入しましょう。職歴については、時系列に会社の正式名称を記入します。今までの職歴だけをただ書いただけでは、新しい会社への責任感は感じられません。前の会社で、どのようにどんな責任のある仕事をし、どんな成果を出したかなどをアピールしましょう。派遣社員やアルバイトの職歴も、新しい会社につながるものであれば記入します。退社についての退職理由は、空欄ではなく簡潔に記入すればよいでしょう。書き終えたら、最終行に「現在に至る」、さらに下の行に右寄せで「以上」と記入します。

○志望動機

 志望動機欄は自分をアピールできる大切な項目です。一度、過去・現在・未来に自分を見つめ直し、自分の長所や短所を把握しましょう。自分の長所を新しい会社が求めている条件と照らし合わせ、積極的にアピールします。「責任感があります」「諦めずコツコツやります」などありきたりな表現ではなく、具体的な例を書き添えて伝えましょう。短所についても自覚していること、直そうと努力していることなどを、具体的に書きましょう。自分の人柄、キャリア、スキルなどを理解してもらったうえで、それらが志望する企業で充分活かせること、責任を持って仕事に取り組めることなどを自分の言葉で具体的に書き、「どうしても入社したい」という気持ちを伝えます。

○その他

 一般的には最後に自由に記入できる項目です。空欄で提出するのはもったいないので、記入しきれていない実績などをアピールしましょう。表彰されたこと、評価されたこと、自信があることなど、責任感があると感じてもらえる事柄を記入して、有効に使いましょう。

 自己アピール欄以外にも自分の責任感をアピールすることは十分に可能です。すべての欄を丁寧に書くことでより良い印象を相手に持ってもらえるようにしましょう。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード