ものづくりの開発を担うエンジニア、ネットワークやシステム設計を行うエンジニア、運用やテストなどの工程管理を行うエンジニア、エンジニアの仕事には様々な種類がありますが、どのエンジニアにも共通して言えるのが「技術の職人」であるということです。「激務」というイメージのあるエンジニアの仕事ですが、やりがいとはどのようなものでしょうか。また、日々の工程に追われ、やりがいを見失っていたとしたら、どのように見つけていけばよいのでしょうか。
サービスを利用するユーザーを想像する
エンジニアにとって開発の段階から仕事に携われる場合、そのやりがいも大きいものでしょう。しかし、上流の工程だけがエンジニアの仕事ではありません。コーディング、テスト、不具合見つけては修正し、またテストをするというような運用や管理を行うのもエンジニアにとって重要な仕事です。ただ、このような繰り返しの仕事の中では、やりがいを見出せなくなることもあります。
そんな時に想像してほしいのが、その先にいるエンドユーザー、つまり実際に利用する人のことです。どんなモノでもシステムでも、最終的には誰かに利用される事になります。利用する人によっては人生に欠かせないモノになり、日々の暮らしに役立つシステムになることもあります。コレがあって良かったと満足しているエンドユーザーを想像することができれば、エンジニアとして、仕事にやりがいを見出せるのではないでしょうか。
無理難題こそ自分がやってやろうという気持ちを持つ
エンジニアの仕事の中では、予期せぬ事態が起きることが頻繁にあります。たったの数時間で復旧させなくてはいけないシステムの不具合を解析したり、開発工程で大きな方向修正が課されたり、頭を悩ませてしまうことも多くあることでしょう。
壁にぶち当たった時こそ逆転の発想です。時間がない、バグが見つからない、上司やユーザーから無理な依頼をされてどうにもできない、そんな時こそ「自分は優秀なエンジニア!よしやってやってやろうじゃないか」という意識とプライドを持つ事で「問題」を「やりがい」に変えることができます。壁にぶち当たったとしても、それを乗り越えられれば大きな達成感が生まれ、エンジニアの仕事をやりがい持って続けていける自信にもなるでしょう。
自分の仕事に誇りを持つ
表舞台に立つ機会の少ないエンジニアですが、エンジニアがいなければ何も生み出されません。エンジニアは社内外で酷使されることが多く、仕事ばかりに時間を費やしてしまうこともあり、「自分の存在は何なんだろう…」とやりがいをなくしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、エンジニアは技術の職人であるという高いステータスがあります。それを忘れず自信を持ってエンジニアという仕事に誇りを持てば、失いかけたやりがいも取り戻せるようになります。エンジニアの仕事は直接感謝されなくても、完成したモノやシステムが世の中に発表された時に感じる達成感は計り知れません。苦労の数が多い分、エンジニアの仕事はやりがいも大きいことを忘れないで下さい。
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