「英語を勉強したいけど何からやればいいのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
本記事では、短期間で英語を習得するためのポイントや、TOEFLのおすすめの参考書をご紹介します。
英語をできるようになりたい人はぜひ参考にしてください。
- 英語の習得に必要な期間は3000時間
- 短期間で英語習得するための3つのポイント
- TOEFLの試験対策におすすめ参考書
英語の習得に必要な期間は3000時間
「英語ができるようになるまでにはどれくらい時間がかかるんだろう」と漠然と疑問に思うことはありませんか?
実は、英語を習得するためには、約3000時間必要だといわれています。
3000時間がどのくらいかイメージできない人も多いのではないでしょうか。
1年は8760時間なので、1日の約3分の1を毎日勉強すると、約3000時間となります。
しかし社会人の場合、中学や高校・大学などで英語を勉強した時間もあるため、3000時間以下で習得できる人が多いでしょう。
また、英語の学習方法によって習得にかかる時間は変わります。短期間で英語を習得するためには、効率よく英語を勉強することがポイントです。
短期間で英語習得するための3つのポイント
効率よく英語を習得したい人は、以下の3つのポイントを意識して行うことをおすすめします。
ポイントを押さえて、英語を短期間で楽に習得しましょう。
ポイント1.英語を使う環境に身をおく
英語を短期間で習得するためのポイントの1つ目は、英語を使う環境に身をおくことです。
英語の勉強方法はさまざまですが、英語を習得するには最終的に実際の英語会話ができるようになる必要があります。
自分で英語を勉強して、たくさんインプットしても、アウトプットしなければ、英語を使えるようにはなりません。
そのため、英語を使えるようになるためには、実際に英語を使う環境に身をおくことが近道です。
英語で会話ができる場所に行ってみたり、ネットを利用して海外の人と話したりすることをおすすめします。
初めは、相手が何を言っているのかわからなくて、聞き役に回ってしまうでしょう。
しかし、「次は話したい」や「英語がわからなくて悔しい」という思いが英語を勉強するモチベーションになります。
わかっていてもなかなか思ったタイミングで英語が口から出てこないこともあるかもしれません。
しかし、回数を重ねれば、英語も話せるようになるはずです。
聞き取れる内容が増えたり、話せる内容が増えるにつれて、英語が上達していることを実感できます。
ポイント2.短期間で会話の基礎となるセンテンスを練習する
英語を短期間で習得するためのポイントの2つ目は、短期間で会話の基礎となるセンテンスを練習することです。
日常会話に関係のない単語やセンテンスを覚えることよりも、まずは会話の基礎となるセンテンスを覚えるようにしましょう。
センテンスの練習方法は以下の二通りあります。
パターンで覚える
センテンスを覚える1つ目の方法は、日常会話で使えそうなセンテンスを何パターンか用意し、選んだセンテンスを繰り返し音読し丸暗記する方法です。
ゆっくり文章を組み立てれても、会話についていけません。英語でコミュニケーションをとるためには、「瞬発力」が必要になります。
パターンで覚えることで、瞬間的にセンテンスを出せるようになりましょう。
例えば、「What did you do yesterday?(昨日何をしたの?)」といった文章があります。
自分が覚えようと思ったセンテンスを何度も口に出したり見たりすることで、頭に入れていきます。
単語や文章のレパートリーを増やす
センテンスを覚える2つ目の方法は、単語や文章のレパートリーを増やす方法です。
単語や文章を組み合わせることで、自分の伝えたいことが伝えれるようになります。
上記の「What did you do yesterday?(昨日何をしたの?)」を「What did you do last week?(先週は何をしたの?)」に変えてみたり、戻してみたり自在に文章を使えるようにしてみてください。
覚えた文章の一部を変えることに慣れると、応用でさらに長い文章も作れるようになります。
「What did you do when you broke your mother's vase?(お母さんの花瓶を割った時、あなたはどうしたの?)」のように、具体的な「時」を表し、長文も瞬発的に作れます。
さまざまな場面で応用することで、瞬間的に使えるセンテンスのレパートリーを増やしていきましょう。
ポイント3.総合的な英語力を伸ばす
英語を短期間で習得するためのポイントの3つ目は、総合的な英語力を伸ばすことです。
英語には、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つのスキルがあります。
中学や高校で英語を勉強してきた人は、リーディングを主に勉強してきた人が多いのではないでしょうか。
センター試験や大学入試はスピーキングは重視されていないため、スピーキングが勉強不足な人も多いでしょう。
英語を使うためには、4つのスキルがどれも必要になります。
英語試験「TOEFL」はこれらの4つのスキルが全てテストされるので、英語スキルをまんべんなく学びたい人は、TOEFLの勉強を通して学習することもおすすめです。
TOEFLの試験対策におすすめ参考書3選【問題集】
英語圏の大学、特に北米の大学等に留学を考えている人は、英語力を判定するTOEFLの受験はほぼ必須です。
初めてTOEFLを受験する人は、何から手を付けていいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
以下では、TOEFL初心者のために、おすすめの参考書を3冊紹介します。
【CD付】はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版
『はじめてのTOEFLテスト完全対策』は、初めてTOEFLを受ける人におすすめの本です。
TOEFLとはどんな試験なのか、内容はどんなものか、受験日はいつか、受験料はいくらなど、TOEFLの基本的な概要が学べます。
TOEFLの攻略法や模擬試験なども掲載されているので、初心者がTOEFLとは何かを知るのにちょうどいい内容です。
TOEFLは、コンピューターを使って試験をするため、Web試験の特典も付いています。
ETS公認ガイドTOEFL iBT® (第5版)
『ETS公認ガイドTOEFL iBT® (第5版)』は、初心者のために英語の問題文の日本語訳が付いています。
問題文だけでなく、コンピューターの操作の部分にも日本語訳が付いているので、TOEFLを初めて受ける人にも安心です。
また、本書は問題の解答だけではなく詳しい解説が付いているので、英語初心者でも勉強がしやすくなっています。
参考書といっても、一般的な紙の参考書ではなく、DVD-ROM版です。
TOEFLはコンピューターで試験を受けます。本書は、勉強するときからコンピューターを使って問題を解けるので、試験の練習におすすめです。
TOEFL TEST対策iBTスピーキング
TOEFLは、TOEICと違ってスピーキングの試験があります。
スピーキングが苦手な人は、早めに対策をするほうがいいでしょう。
『TOEFL TEST対策iBTスピーキング』は、スピーキング対策に特化した本で、とても問題量が多くおすすめです。
問題の説明・解説もしっかりとした参考書なので、初めてTOEFLを受けようと考えている方にぴったりです。
TOEFLの試験対策におすすめ参考書3選【単語】
TOEFLの学習をする際には、参考書を解いて問題に慣れつつ、試験に出てくる単語を押さえましょう。
TOEFLに出てくる単語は特徴があるので、TOEFL用の単語帳を準備して覚えるようにしてください。
以下では、おすすめの単語帳を3冊ご紹介します。
【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
『TOEFLテスト英単語3800』は、TOEFLに向けて、3800もの単語が収録された単語帳です。
CDもついているため、ただ目で見て覚えるだけでなく、耳から聞いて覚えれます。
音源がついていると、通勤時間やスキマ時間などで、勉強できるので便利です。
アカデミックな単語を学べる1冊です。
>>【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)
『TOEFL TEST 必須英単語5600』は、「聞くことと読むことを通して文脈から単語を定着させる」をベースに作られています。
過去問から頻出単語を厳選した単語帳となっているので、TOEFLを受ける予定の人におすすめです。
CDを用いて、リスニング力も上げれるので、リスニング対策にもいいでしょう。
>>改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)
【CD2枚付】TOEFLテスト英熟語700 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
『TOEFLテスト英熟語700 』は、TOEFLテストに必要な熟語や口語表現が収録されています。
単語だけではなく、TOEFLを受ける上で必要な熟語も押さえれます。
熟語は、特定の単語と単語が合わさることで違う意味を持つ言葉のことです。
熟語の組み合わせを知っているだけで、正解できる問題もあるのでしっかり勉強していきましょう。
>>【CD2枚付】TOEFLテスト英熟語700 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
短い期間で英語を習得する工夫をしよう
- パターンや言い換えを取得して、効率よく英語を習得しよう
- 英語を使う環境に身をおいて、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの総合的な英語力を伸ばす
- TOEFLの対策が総合的なスキルを伸ばすのに効果的
本記事では、英語を習得するときのポイントを紹介しました。
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの総合的な英語力を伸ばすためには、TOEFLの対策が効果的です。
本記事の内容を参考にし、英語習得に向けて学習を進めてみてはいかがでしょうか。
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