事業計画を立てるときに必要となってくるのがチェックリストです。チェックリストと言ってもその概要は広く、事業がスケジュール通りに行われているかをチェックしたり、または仕事をしていく中でコンプライアンスが保たれているかを確認するなど様々です。そこで今回は、事業計画のチェックリストを作成する時に必要な項目とアイテムを紹介していきます。
資金繰り表に必要な項目
事業を既に行っている人であれば収支の計算をする帳簿、もしくは資金繰り表を作成していることでしょう。その中で、多いパターンが今月の収支は付けているが翌月、翌々月の収支は付いていないというものです。予測の収支をすることによって、例えば年末は売上が減ると予測しておけば、その月までにはどれだけの資金が必要になってくるかを考えることができます。
また、予測の収支を行った月と比較してどれだけの差異が発生したのかというのも必ずチェックリストに加えておきましょう。次に詳細の部分、特に経費を資金繰り表に追加しましょう。こちらも同じく多いパターンが売上と利益、そして支出を大まかに計算しただけの帳簿や資金繰り表を作成してしまうことです。それでは、どの項目が一番無駄になっているのかを把握することができません。
そのため、光熱費や通信費だけでなく旅費や消耗品、租税公課、法定厚生費等の項目も必ず確認してコストカットできるような部分があれば、細かくチェックしておきましょう。
事業計画に必要なアイテム・書類をチェック
これから事業計画を立てる予定の人は、必要なアイテムや書類を揃えるチェックリストを作成する事をおすすめします。後から揃えてしまうと結果的にリスクになってしまったり、事前に用意しておかないと事業自体が進行できないということもあり得るからです。最低限持っておきたい物が名刺と印鑑、そして預金通帳とクレジットカードです。しかしリスクとなってくる物がOA機器や車です。
OA機器は業者によって異なりますが1台で購入するよりもまとめて購入しておくと安くなる場合があります。また車も同じくまとめて購入した方が良いでしょう。書類についても同じく、事業の開業等の届け出、そして事業開始等申告書も必須です。
まとめ
事業計画で手を抜いてしまうと、最終的に仕事効率を大幅にダウンさせていまいかねません。最初の計画がどれだけ綿密に練られているかによって利益に大きく作用するのです。そのことを意識してもう一度事業計画についてチェックしてみてください。
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